以前、購入したフェンダーが失敗に終わった後、鉄夫さんに紹介してもらったフェンダーが届きましたので、取り付けてみました。商品は、SKS スピードロッカー 砂利フェンダー ブラック 前後マッドガードセットです。これでフェンダー問題が一応の決着を迎えましたので、その模様を綴っておこうと思います。

 

え〜と、取付作業をして初めてわかりました、この商品はディスクブレーキ車用です。ディスクブレーキ車「専用」ではないのですけれど、リムブレーキ車に装着しようとすると、少々の加工が必要なのと、使えないパーツが出てきます。購入を検討される方は要注意です。

 

こんな感じのパーツ構成。フェンダー本体は、2分割されているのがフロント用、1本ものがリア用です。ドイツ製なので、説明書はドイツ語と英語です。まぁ、図を見れば、取り付け方は十分理解することができます。

 

フロントは、このとおり問題なく装着できました。フォークへの固定は、ベルクロテープ(面ファスナー)で行いますので、様々なサイズのフォークに対応可能です。ベルクロテープには滑り止めのシリコン付きの親切設計です。私は使いませんでしたけれど、フォークやシートステーの傷防止(と思われる)透明シールが付属していますので、それを使えばさらに滑り止めの効果を得られると思います。

 

少し残念だったのは、フロント用フォーク前のパーツが取り付けられなかったことです。ブレーキキャリパーが邪魔をしますので諦めました。リアと同様に、加工すれば使えるようになったと思いますけれど、このパーツは無くても大した問題にはならないでしょう。

 

スムーズに装着できたフロントとは違い、リアは少々難儀しました。ブレーキキャリパーとシートステーの前方にもフェンダーが伸びているのですけれど、キャリパーとタイヤの間を通すことができないので、思い切ってフェンダーをカットすることにしました。

 

カット前。

 

カット後。まずは、ステーの前部分をカットしてみました。それほど厚いものではないので、キッチンバサミで簡単に切ることができました。

 

この状態で自転車に合わせてみたのですけれど、フェンダー前端がブレーキキャリパーに当たってしまい(ピンクの楕円)、シートステーに取り付けるフェンダー台座がシートステーまで届いていませんでしたので(ピンクの両矢印)、さらに加工を施すことに。

 

再びカット。フェンダー台座の脚を幅半分ほどカットしました。

 

まあまあうまく取り付けられたと思います。前後ともにフェンダー後端を支持する棒(?)がついているおかげで、フェンダーとタイヤが当たることなく安心です。本来なら、シートステーの前(ピンクの弧)もフェンダーで覆われるはずだったのですけれど、少し残念。

 

フロント用を後ろから見たところ。幅が42mmあり、タイヤ幅を十分に覆ってくれています。

 

リアも同様です。

 

少々の加工が必要だったことと使えずに無駄にしたパーツはありましたけれど、概ね納得の行く仕上がりとなりました。

 

実際に使ってみての感想は、いずれ報告したいと思います。

 

 

おわり