ゴールデンウイーク3日目にして、ようやく自転車に乗りました。今回も前夜にウェアなどの準備を済ませ、起きたらすぐに出発できるようにしていたのですけれど、布団を出るまでに30分ほどうだうだしてしまいました。
この日は気温が11度ほど。上は少し薄手の春秋用長袖起毛ジャージ、ウインドブレーカー、下は春秋用裏起毛ビブタイツ、グローブは夏用フルフィンガー。6:11出発。いつも通り朝食は摂らず。体重と腹囲増加の対策として昨年末から朝食を摂るのをやめました。知駒峠を往復すると、サイコン表示で1,500キロカロリーほど消費するのですけれど、意外と体内のエネルギーで賄えてしまいます。
雪解けがさらに進んだ以外は異常なし。同じコースばかり走っていると、道路パトロールをしている気分です。このときは今ひとつやる気が出ず、峠を上ろうかどうしようか悩みながらペダルを回していました。
季節は進んでいるようで、エゾエンゴサクとツクシが出ていました。指先が少し冷たい。
7:15、22.7km、知駒峠麓のパーキングに到着。止まることなく登坂開始。ここまで来れば、もう上るしかないので、やる気うんぬんもなく当然のように上ってました。気持ちの余裕はあまりなかったようで、目に映るのはアスファルト、耳に入ってくるのはホイールハブとBBから出るかすかな摩擦音。意識を広げると、どこからか鳥のさえずりが聞こえていました。
8:00、30.5km、頂上のパーキングに到着。ゴールデンウイークらしく、普段よりも車の往来が少し多かったです。GR86やEK9を見かけました。ボトルの水をあおって下山。
北海道の冬の道路には滑り止めのための砂(というか直径5mmほどの小さな石)が撒かれることがあります。雪解けとともに、この砂が道路脇にたまるので、滑りそうで自転車にとっては少し怖いです(滑り止めの砂で滑りそうになる、何という矛盾)。知駒峠の峠道は超ローカル路線で、冬は昼間でも路面の雪が溶けることがないので、滑ったりすることがなく、砂が撒かれることはありません。なので、春先でも下りでガンガン攻めることができて楽しいです。
峠道を下り終わって、8:31、ポツポツと雨が降り始めました。雨が降るような予報ではなかったのですけれど。
雨が止む気配はなく、路面はかなりウェットに。おそらくタイヤが雨を巻き上げていることでしょう。雨が寒さに追い打ちをかけます。
その後、雨は少し弱まり、9:24、無事帰宅。走り出してしまえば、それなりに楽しくいいトレーニングになりました。
おわり
この日の走行距離 61.0km
アベレージ 19.7km/h
今シーズンの累計走行距離 183km