X31機キーボード分解☆復旧 | tazunのブログ

X31機キーボード分解☆復旧

手持ちのX31機のキーボードの具合がまた悪くなった。

夜間バックアップやXPで動作するROMライターやPICライター用に活躍している。

 

特定のキーなら接触不良ってことだけど、

「特定のエリア」、果てはトラックポインタが効かなくなるとなると

コネクタ周りの不具合なんじゃないかと考える。

 

以前、まじないじみた対処で突如復旧!したこともあるので、

 

 

原因はこの辺りなんだろうな~と考えていた。

 

ヤフオクで買ったスペア機もキーボードが揃ってNGになってしまって、

改めて買うにも3台が3台とも同じ症状なのだから

値の張る完動品を手に入れても、構造的にいずれ似たような症状になるのは想像はつく。

 

この機はNCフライスの制御用にも使っているので、

代替機を(今どきパラレルプリンターコネクタを装備した機種はないんだけど)

探しても制御系の再設定を考えるとうんざりなわけで、、

 

動作不良のひとつに犠牲になってもらって分解して様子を見ることにした。

 

 

今まで分解を躊躇していたのは、ネジ止めでなくリベット止めになっていることで

後戻りのできない分解作業を進めないと中を確認することはできない。

 

今回は7mmのドリルで破壊作業を進める

 

プラスチックでリベット止めになっている部分を削り取って開放する

 

こんな感じで!

 

ひととおり外したのでバラしてみる

 

はは~ん、ここがキーボードの信号を一手に担っている結合部分で接触不良だな

 

そうと判ればお馴染みの接点復活剤!

今回は慎重に、、スプレーでなく綿棒で

 

こちらにもサービス

 

固定部分のパーツにあるスポンジもだいぶヘタれているようなので

 

厚紙でカサ増し

 

見よ!

 

このボリューム感!!

 

取付完了

 

リベットは削り取ってしまったので、ひとまず両面テープで固定

 

 

 

見事!キーボード入力は復旧!!

方向キーもEnterもOK

取り付けて最初はトラックポインタとボタンが動作しなくてアセったが、

こちらは再起動後に直ったのでコネクタの接触不良とは別問題だった。