マシュー・ボーンの「ロミオとジュリエット」へ。


今回のプロダクションもマシューワールドに満ち満ちていて日本初演本当に素晴らしかったです。


ロミオもジュリエットも近未来の矯正施設に収容されている若者、という設定。ティボルトは看守、ローレンス神父は女性。

もう、どうやってお話を進めていくの?と考える間もなく、プロコフィエフの素晴らしい音楽を使いながら、マクミランやラヴロフスキーといった従来バレエ振付のイメージを覆す動きに満ち、かつ、いつもながら細かい音符へのリスペクトにたっぷりな斬新な振付に目が奪われっぱなし。


そして、特にマクミラン版へのオマージュはたっぷりで、バレエでの場面を知ってなくてももちろん楽しいけれど、知っていたら、「そうきたか!」と思わせる翻案が幾度も!!楽しすぎる!!

バルコニーも寝室のパドドゥもマクミランファンの皆様乞うご期待😍泣けました、、、


音楽がまた!プロコフィエフの曲の音数や楽器の数を減らした室内楽バージョンで、ステキでした。


それにしてもニューアドベンチャーズのダンサーの皆様はなんであんなにすごい動きができるのだろうといつも感動します。


マシュー作品は、本当に何を見ても楽しいから、どんな再演でも毎年来てくれたらいいな。


https://horipro-stage.jp/stage/mbrj2024/





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