群馬県の前橋で行われた「まゆだまネットフェスタ」へ行ってきました。


群馬県視覚障害者等支援ネットワークや社会福祉協議会が主催しているもので、目の見える見えないに関わらず、共生社会へのアイディアがつまったイベントでした!



会場では、スルーネットピンポンという、鈴の入ったピンポン玉を音で追って、卓球台に弾ませるのではなく、水平に滑らせてラリーを行う競技や、触って絵を感じる上毛かるたなどを体験させてもらえました。





また、目の見えない方の伴走役体験や、目隠しゴーグルをしてフロアを一周歩く体験も。




目が見えなくて歩くのは、本当にドキドキする体験ですが、点字ブロックを足裏で頼りに歩くことがどんなに心強いことか、わかりました。

伴走も、見えない方の目となり、あらかじめ「もうすぐ右に90度に曲がります、いちにのさん!」と言って差し上げるとスムーズに2人で歩けることも学びました。


3Dプリンタで作成した世界遺産!の建物のレプリカ展示も、手の感触で芸術を感じられる素晴らしい試みでした!






イベントの最後にはコンサートへ。



目の見える見えないに関わらず、音の出せる打楽器、ペットボトルマラカスやダンボールカホン、などをワークショップであらかじめつくり、その発表会も兼ねたコンサート。

会場のあちこちからいろんな打楽器の音が聞こえ、楽器のない私は手拍子で参加!リズムが割り当てられると責任感も増して楽しいものですね!


「みえなくなったちょうこくか」、途中失明したのちも制作の形を変えながら活動を行い発展させている彫刻家三輪途道さんを主人公にしたご本を三輪さんの高校の同級生で笙の演奏家の東野珠実さんが朗読と、ピアノ・打楽器・3人で演奏をしながら披露。

素晴らしい上演でした。


こちらのコンサートイベント、アートピクニックは、9月には中之条ビエンナーレでもまた立体音響ワークショップに続いていくそうです。そちらには、東京子どもアンサンブルの子どもたちも鑑賞できる機会がありそうで楽しみです。


#群馬 #まゆだまネットフェスタ #アートピクニック #三輪途道 #東野珠実 #中之条ビエンナーレ #中之条ビエンナーレ2023