井上道義さんが指揮、脚本、作曲、演出、振付全てを行うミュージカルオペラ「A way from surrender 〜降福からの道〜」の演奏会形式版をサントリーホールで観てきました。


「自分は何者なのか、どんな風に生きていきたいのか」悩み方や自分への問い方は人それぞれながら、一度は誰しも問うたことのある「生きる意味」を突きつけられ、そして、自分のピュアな原動力を見失わずに生きていけばいいんだよ、と励ましてくれるような作品でした。ブラボー!!


言葉遊びもたっぷりありながら、マエストロのメッセージのたっぷり詰まった日本語歌詞は、ステキなメロディと歌手の皆様の素晴らしい表現で、ぐっと心に響きます。




道義さんのお母さん役の小林沙羅さんの豊かな表情に美しく響く歌に心揺さぶられましたし、道義さんがきっと聞きたかったのであろうお父さんの言葉を歌う大西宇宙さんも素晴らしく、ほろっときました、、。沙羅さんは、またアクロバティックなダンスまで披露されていて、すごい!さすがでした!





今年のニューイヤーコンサートでご一緒した宮地江奈さんは、モデルのマミ役で!登場した時は江奈さんってわからないほどでしたが!お正月の時とはまた全然違う魅力をお歌に演技にたっぷり見せてくださいました!素晴らしかったです!!



もちろん、道義さんの私的な側面のある作品では有りますが、一方で、戦争を表現する映画や舞台があるように、オペラでもこうして表現していくことは、世代が変わって行く中で、とても意義あることだとも感じました。


戦争場面の刹那的な演奏始め、新日本フィルの皆さんの演奏もステージ上形式だったことも相まって、素晴らしい臨場感でした!!


観ることができて本当によかったです。



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