わあ✨なんてステキなオペラ😆✨
ベンジャミン・ブリテンの「夏の夜の夢」を観てきました❗️シェイクスピアの喜劇をオペラに。全てが夢の中の出来事のよう。それはファンタジーの世界に誘う舞台セットしかり、絶妙な色合いの衣装しかり、優しい語り口のアリアしかり、ふわふわととらえどころのないけれど美しく連綿と続く音楽しかり。
最初はどうしても「この場面はあの音楽」とメンデルスゾーンの「夏の夜の夢」の劇音楽が浮かんでしまうのだけど、ほんとにいい意味で裏切られて、そうきたか‼️と思うような素晴らしい音楽の連続でした😆
ケルティックな響き、ハリーポッターやジェームズボンドすら彷彿とさせる斬新な雰囲気、うつうつとした鈍色の空に荒凉としたヒースが茂る丘が思い浮かんだり、古城のファンファーレを感じさせたり、もう、ありとあらゆる、私の中にあるイギリスの風景が浮かんでは消えてを繰り返して、本当に至福の体験😊
飯森マエストロと東京フィルの皆さま、素晴らしかったです‼️

児童合唱も、カウンターテナーのオーベロンとソプラノのタイターニアの掛け合いも本当に幻想感を盛り上げてステキでした😆✨

英語のオペラって初めて体験したのだけど、シェイクスピアだけに韻も踏んでたりして、リズムも語感もまた、イタリア語やドイツ語とは違った響きが新鮮でとても面白かったです。

まだ「夏の夜の夢」を英語で読んだことはなかったけれど、英字幕を追っていったら、知らぬ間に戯曲の半分は読んだことになっていて❗️(ブリテンはセリフはシェイクスピアの元の戯曲を大幅にカットしつつも、ほぼそのまま使っているそうです)今度挑戦して読んでみようかな、と思いました😌

ブリテンの音楽にもすっかり魅了されたので、他のオペラも曲も聴いてみたいな。

このオペラが生まれたイギリスでは、コロナの第二波が来てしまい、まだ有観客でのオペラの開催はできないような状況な中、日本で、ライブで、こうして鑑賞できたことには、本当に感謝です。
そして、世界中にあるオペラハウスがこの危機を乗り越えて、再び素晴らしい作品たちを上演して、感動を生む場所としてあり続けられるように願ってやみません。
OPERA is back on stage in New National Theatre Tokyo!! Benjamin Britten’s « A mid summer night ´s dream » was such a splendid opera!! The tune reminded me of England so much and I really loved and enjoyed it. Hope opera houses in every countries are back in normal near future and they encourage and impress people by the great pieces, again!!!