クリミア半島のいざこざ、この辺り、今の世界情勢と全く同じですね、今のロシアもクリミアに入り込み、アメリカ、ヨーロッパの国と敵対しています。
歴史はまさに繰り返しています。
ペリー来航もちょうどこのクリミア戦争のころです。
この時ロシアと対峙した、日本側の役人に川路さんという人がいました。かなり交渉巧みに、北方領土にむやみにロシアが入らないように、約束を取り付けたのです。
ロシア人の事もよく熟知していて、ロシアが世界で、どのように交渉来てたかも、よく理解していました。
今でもそうですが、ロシア人は言っていることとやっていることが別で、約束なんぞ守ろうとも思っていない。
この時代、世界情勢もなかなか知ることができない時代に、すごいと思いませんか?
ロシア人の考え方、交渉の仕方を喝破していたのです。
今の政府のようにロシアにやられっぱなしと大違いですよね全く。
知識も見識も高く、今みたいに頭でっかちな役人ではなく、全く国力のない時代の日本なのに、相手に臆することなく、堂々と、わたりあったのです。
武士道というものなのでしょうか、このころの日本人は、インテリジェンスも、胆力も備えていたのですね。
このころの方々が今の日本人や、政治を見られたら、嘆かれるでしょうね。
ロシア側の交渉人は、この川路さんを評して「川路のその鋭敏な良識と、巧妙な弁舌ににおいて、ヨーロッパのいかなる社交界に出しても一流たりうるであろう」といったそうです。
ちょんまげゆって、着物着て、そんな国際的にみたら、外れた風貌でも、その人となりに
感服しているのです。
まあ私的に涙が出そうな話です。
幕府の役人は、本当は開明的で進歩的な人が多かったのですよ。学校で習う、明治維新なんてのは、時代遅れの幕府と、進歩的な薩長となっていますが、実は、そんなこと全然ないのです。

