アイドラーズ12時間耐久レース | タイマツカーオプション ブログ

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一昨日の24日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された日本最大規模のレース「アイドラーズ12時間耐久」にタイマツレーシングとして参戦して参りました。
参加台数115台、朝の8時から12時間先のゴールまで1台の車両を8名のドライバーで繋いで行く過酷なレース。
我々の車両はおなじみ、18万キロ走っている初期型ボクスター2.5リッターモデルです。


今回のレースに向けて、タイマツレーシングの組織づくりを変えて臨みました。簡単に言うと、今までは松田が全て準備・判断・管理しておりましたが、今回から僕は後ろに下がりメンバーの皆様で明確な役割分担をした組織としました。
その組織の中で土岐さんにリーダー就任していただき、細部に渡って立案・準備を行いそれらをメンバー全員に下ろして行くスタイルです。
今回初めて12耐に参戦する方も多くいらしたので、役割の可視化は非常に役立ったはずです。


24日は早朝2時にもてぎ入り。 パドックエリアテントにホスピタリティ設営、車両の準備、参加受付、車検、出走前ブリーフィングを終えてから、参加メンバー全員で記念撮影!!
これから暑くて長い戦いが始まります!
(画像はyokoさん、jiroさんからお借りしました)




今回がタイマツレーシングとして初の単独参戦。今までは他チームとのコラボでした。
タイマツ単独参戦の際は、新堂さんのかつてのお店「オートショップZENY」のステッカーを貼って出る!と昔から決めていたので、「イヤミ」のステッカーを。 その他ステッカーも1960年代の雰囲気にまとめてみましたよ。




朝8時にスタート。 我々のスタンスは「完走し、12時間耐久をまず知ろう!」と言うものでした。速さや順位よりも大切に繋いで、刻々と変化するコンディションやレースの流れを学ぶことがまず基礎になるからです。



今まではドライバー、ヘルパー、メカニックと役割を分けてましたが、今回は全員共闘。全員で走って、全員で給油して、全員で手伝うスタイル。土岐さん作成の役割分担表が非常に機能しました!




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なので、ドライバーが乗り込む前に給油ヘルプの消火器担当もしますし、ドライバーチェンジのサポートもします。 皆で考えたスキームがバッチリだったこと、事前練習が奏功したこともあり、ドライバー交代は常に迅速でした!

今年は比較的涼しかったこともあり体調的には楽だったのですが、その反動かレース中の接触事故が頻発しました・・・。45分に1回は事故が発生していたし、ピットロード速度規制を守らない車両が多くて、何だか殺伐とした雰囲気で進行して行きました。なので、とにかく落ち着いて周りを見る事、事故に巻き込まれないように余裕を持つことをドライバーに伝えました。
それでも、今までノークラッシュだったタイマツ号が3度も接触事故にあう事に・・・。幸い軽傷だったので走行を続けることが出来ましたが、ゴールまで行けるかどうか本当に不安になった事も事実です。先が読めず、何が起こっても不思議でない雰囲気の12耐は初めてだったかも。逆に、それほど真剣に12耐に臨んだのも初めてだったから余計にそう感じたのかもしれません。




チェッカーまであと少しとなったところで、最後のドライブを私が担当させていただきました。ここまで来て止まるわけにも行かないし、トラブル発生して欲しくもない。みんなの熱い気持ちを背負って走りました!




そして、何とか20時を迎えることができ

感動のゴール!!!! 
皆で作って、皆で共有した12時間耐久レース。
本当にかけがえのない時間でした!!


リーダーの土岐さんはじめ、みんなでゴールを迎えられて幸せでしたよね!!!
当日来れなかった仲間、SNSで状況を気にしてくれた皆にも御礼申し上げます。

また、18万キロのボクスターは完全にノートラブルでした。それを準備して下さったメンテナンスのaprさんにも心から感謝しています。


感動的な完走をした今年の耐久レース。
今も余韻ありますが、既に気持ちはネクストに。今年の経験を生かして、来年さらに多くの仲間と貴重な時間を共有すべく考えを巡らせ始めてます(^^) また頑張ろう!!!