米国国税庁IRSによりますと、大半の還付は、電子申告で直接口座振り込みであれば、21日以内に還付が行われるようにしているが、21日以上かかっているケースも今年は多いようです。

以前からよく言われている還付に通常以上に時間がかかる主なタックスリターンは、手書きによる計算間違いのタックスリターンや還付を小切手郵送を選択しているタックスリターン、です。

今年は、それらに加えて、Additional Child Tax Credit(前払い子供手当)、Covid19による3回目の給付金Recovery Rebate Credit、政府からの補助金(Earned Income Tax Credit)やInjured Spouse Allocationなどのクレジットや控除の計算ミスが多いことが原因のようです。これらの修正・訂正に時間を大分要しているようです。内容によっては、14週間かかる場合もあるとも伝えています。ある1つの申告内容が間違うと他のクレジットや控除などの金額にも変更が生じる場合があります。

電子申告をしてから21日以上経過しても還付が確認できない場合は、IRSのサイトWhere is my refund?で状況を確認してみましょう。IRSが電話での還付遅れの問い合わせに対応するのは、次の3つのケースの場合に限ると伝えています。

1. 電子申告をしてから21日以上経過しても還付がされない場合

2. 郵送申告をして6週間以上経過しても還付がされない場合

3. IRSの還付確認専用サイトWhere is my refund?でIRSにコンタクトするようにと表示がされた場

 

参照元

IRS Newswire 2022-65