絶対はない、ただし、平均的には勝算は低い | 個人事業特化税理士@川崎・溝の口

おはようございます、今日は廃藩置県の実施日です。

今後、行政単位はどのように変遷してくのかな、と。

 

自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。

この情報化社会にあってこそ、地域性の重要性が高まっていることについて指摘しました。

 

前にも触れていますが、反例はあります。

地方だからこそ成立しうる条件をうまく利用し、大成功を収めている個別企業があるのは知っています。

「都会ではできない、地方だからこそ成立した」という個別企業ごとの事業モデルが存在することは確かでしょう。

 

しかし、そのモデルも、希少性があればこそ成立しているわけです。

そしてこれも世の常で、ほかでやってうまくいったことをそのまま真似して、うまくいく事例は、ほとんどありません。

これを言い換えると、より現実味が上がってくるかと思います。

 

・あなたの中に、他者が及ばない素晴らしい事業モデル(能力)があるならば、どこでも仕事はできるでしょう。

・しかし、もしそうでないのならば、とりあえず人がたくさんいるところで仕事をした方が、間違いはないでしょう。

 

自分で書いていて嫌になるくらい陳腐な結論なのですが・・・

この傾向については、残念ながら2020年代になってなお、より強まっているように思います。

 

このお話、情報通信産業などでは関係ないのでは・・・とも昔は思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。