結局はバランスです | 個人事業特化税理士@川崎・溝の口

おはようございます、今日は郵便番号記念日です。

各書類に必要なときと必要でないときがあり、割とイライラすることが多い項目です。

 

自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。

事業活動と私生活に関するお話をしてきました。

 

事業活動に比べて、私生活の実態把握が難しい点に繰り返し触れました。

また私生活において、贅沢は習慣化し、無自覚に肥大化する点も紹介しました。

 

そして事業活動側において獲得された利益に対して、どれくらい自分に報酬を支払うのか。

設定された報酬以上に生活費を使い込めば、会社のお金を私生活に流用している状態になります。

また、設定する報酬金額については、税務上の制限や毎年の税負担まで考慮する必要があります。

 

さらに、最終的な事業のたたみ方まで考慮し、報酬額は考えていく必要があります。

店じまいをするのか、家族や社員に引き継ぐのか、あるいは誰かに売却するのか。

売却をするとしたら、どこの誰に売却するのか。

そういう諸々が、日常的な行動と紐づいていきます。

 

大切なのは、事業上の成果と私生活のバランスです。

当たり前のようでいて、このバランスを取り続けることは、かなり高難易度です。

若い世代にこそ、この当たり前のことをぜひ認識した上で、社会で活動を始めてもらえれば、と考えています。

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。