所得税の超過累進税率も結構な感じ | 個人事業特化税理士@川崎・溝の口

おはようございます、今日は日記の日です。

日記も気がついたら20年弱つけ続けています。

 

自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。

社会保険料の負担が年々増え続けている点に触れました。

 

同様に、個人の所得税についても同じような傾向が見受けられます。

まず、給与に対する概算経費である給与所得控除額ですが、高所得者についてはかなり引き下げられました。

簡単に言うと「高い給与をもらっているなら、高く税金を負担しなさい」の傾向が強くなった、ということです。

 

これに合わせて、超過累進税率(所得が高い人ほど税率が上がっていく仕組み)もより先鋭化されました。

日本では、給与収入で1,000万円というと、高収入者の目安として一般的ではないかと思います。

これくらいの給与収入になってきたとき、税金の負担が随分と増えたな・・・と感じられます。

 

この手の話になったとき、「金融税制の優遇等々」についてのご意見がよく出ます。

それは確かにそうなのですが・・・今回の本筋からは外れるので、その点についてはまた別の機会に触れます。

 

すごく簡単にまとめると

 

・個人でたくさん給与をもらうと、かなりたくさんの租税公課(税金や社会保険料)を負担することになる

・その傾向は年々強まっている

 

こんな感じで理解しておけば、そんなに間違っていません。

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。