ブログ更新5803回目
河原町妻入商家群(かわらまちつまいりしょうかぐん)
丹波篠山市 国の重要伝統的建造物群保存地区
所長散策ぶらり~お散歩旅です。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、今もなお、約600mの通りに沿って歴史的景観をよく留めている。
「河原町」は、篠山城築城に際して、川筋を南に移して造成された町並みである。
まず、慶長15年(1610)、八上城下から観音寺、真福寺が移され、翌年から町家の建築が始まった。
正徳元年(1711)には153軒となり、現在とほとんど同数であったと言われる。
城下町特有の曲がりくねった狭い道路の両側に約600メートルにわたって、間口全部が開口部となっている、「妻入り」半(中)二階桟瓦葺きの「商家」が延々と軒を並べている。
それぞれ敷地いっぱいに建てられ、間口は5メートルから8メートルほどであるが、奥行は約40メートル前後もある。
表構えは、かつては大戸と「千本格子」や「荒格子」または「蔀(しとみ)」で構成されていた。半(中)二階の窓は「出格子」と太い格子を漆喰で塗りこめた「むしこ窓」であり、さらに袖壁、うだつも造られている。
この町並みは、京都への出入口でもあって、城下町で最も繁栄したが、その後、商店街の中心部が、北西部に移ったことにより、かえって、江戸末期からの生活の様相を今にそのまま残し、西端に建つ西坂家は、町の文化財に指定されている。
「丹波篠山五十三次ガイド(改定版)」(平成7年8月発行)より
※地名・交通経路等は書籍発行時のもので、現在の状況とは異なる場合がありますのでご注意ください。
(ヤフー検索)
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☆所長散策ぶらり~お散歩旅です。丹波篠山に河原町妻入商家群(かわらまちつまいりしょうかぐん)の歴史ある街並みが観られるというので行ってみました。タイムスリップしたような不思議な空間に身を置いているような感じを味わえます。
「河原町妻入商家群 歴史ある空間 不思議の国」
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