3カ月先については、大企業製造業がマイナス3になる見通し。市場予想の中央値はマイナス5だった。世界経済の回復の遅れが意識され、指数はマイナス圏となった。
12年度の事業計画の前提となる想定為替レートは大企業製造業で1ドル=79円06銭と、前回の78円95銭よりもやや円安・ドル高の水準に設定されている。
業況判断DIは景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた値。調査期間は8月28日~9月28日。今回の回答基準日である9月11日は、日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化した日にあたる。中国全土で広がっていた反日デモなどによる混乱は、回答日の関係で調査には十分織り込めていないとみられる。
業種別でみた業況判断指数(DI)は自動車がプラス19となり、6月の前回調査(プラス32)から13ポイント悪化した。悪化は5四半期ぶり。世界景気の減速から輸出が減少したうえ、国内ではエコカー補助金の終了が近づき政策による下支え効果が薄らいだ。3カ月先のDIは24ポイント悪化のマイナス5だった。電気機械は足もとの判断がマイナス13と、前回(マイナス14)からわずかに改善した。先行きはマイナス7と、6ポイントの改善を見込む。
一方、大企業非製造業のDIはプラス8と、前回と同じだった。これまで堅調な動きが続いていた内需関連に一服感が出ている。3カ月先のDIは3ポイント悪化し、プラス5を見込む。
内訳は小売りが5ポイント悪化のプラス3。エコカー補助金の効果がはげ落ち、自動車販売が伸び悩んだ。12月予想はプラス5だった。対個人サービスが2ポイント悪化のプラス23、宿泊・飲食サービスが3ポイント改善のプラス6だった。
中小企業は製造業が2ポイント悪化のマイナス14、非製造業は横ばいのマイナス9だった。
先行きはいずれも悪化を見込む。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
〔ヤフーニュースより〕
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