養子の相続税減額効果 | 3分でわかる!会計事務所スタッフ必読ブログ

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こんにちは!高山弥生です。


昨日のパネルディスカッションは明治記念館
で行われました。

あのあと、立食パーティがあり・・・

食べ過ぎてしまいました

最近、第2の成長期に突入??
しかも、飲み会ではいつもつるんでいる
友人の税理士も育ちざかりで・・・

春がこわいよ~

立食パーティでは、このブログを読んでるよ、
と尊敬する先輩税理士の方からお声をかけて
いただいたり、嬉しいことも。

最近、高山の日記と化していますが・・・


これからもよろしくお願いいたします。



            


養子をとると相続税が低くなるって
ほんと?


・・・本当です。相続税の計算式が
そうなってるんですよ。






養子をとる→相続人数が増える→基礎控除が増える

はすぐに思いつくと思います。

それだけじゃないんです。
基礎控除が増えるよりも
税額にインパクトがあるものが。


相続税の計算式は

全財産から負債を引いて、純財産を出します。
そこから基礎控除を引きます。

基礎控除を引いた後、法定相続分で
分けます。

分けたあと、その金額に対応する税率をかけます。


税率は累進ですから、
分けたあとの金額が小さければ
税率も小さくてすみます。



基礎控除を引いた後が一億円としましょうか。

相続人がひとりの場合、

一億円×1/1=一億円

一億円の税率は30%(控除額700万円)

・・・よって税額は2300万円。



相続人がふたり(子供とします)の場合

一億円×1/2=5000万円

5000万円の税率は20%(控除額200万円)

ひとりあたり800万円。二人なので
800万円×2=1600万円。


700万円違います!



税率が下がることのほうが
相続税に与える影響が大きいんです。


なので、ある先生は、
「相続税を低くするには実子を増やすことだ!」


とおっしゃっています。


いやいや(笑)


昔は養子は何人でも増やせたのですが
いきすぎた例があったため
現在は実子がいるならひとりまで、
いないならふたりまでしか
相続税法ではカウントしてくれません。

民法上では何人でもOKなんですけどね。


ついでに、孫養子は2割加算があります。


税法と節税したい国民と、
いつも追いかけっこな感じですね




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