アポロ菅原と鈴木みのる戦の真実

熊本市在住のアポロ菅原から、直接、話を聞く機会に恵まれた。

仕掛けたのは間違いなく、鈴木みのるである。アップライトに構えて、掌底と蹴りを繰り出す鈴木みのるにアポロは冷静に対処した。

藤原組のスポンサーもやっていた田中八郎は、自らの意思で鈴木みのるとアポロをマッチメークし「いつものように、やっつけてしまってくださいよ。」とアポロに脳天気に語ったという。

アポロは田中八郎に「今度の試合はそう簡単に行きませんよ。」とシュートマッチとそのこう着状態を示唆したのだが、田中八郎にはその意味が全く理解できていなかった。

おそらく、田中八郎は同じようなことをみのるにも言っている。ただし、これは、みのるが勝つかな、アポロが勝つかなという、プロレスの仕組みを全く理解していない、田中八郎の個人的な興味から出たハプニングに過ぎない。

その当時、UWFは真剣勝負を標榜していて、アポロはマッチメークをするカブキの「いつものように」という要請も断固拒否、「この試合、負けたら終わり、負けるわけにいかない」と決意を固めたそうである。

試合はアポロが試合放棄をする形で終わるけれど、力量はアポロとみのるは拮抗しているように見えた。

 

アポロが「やっちゃおうかな」と思えば、「いつものように、やっつけてしまってくださいよ。」という田中八郎のリクエストに答えられたのだろうか(^_^)(^_^)(^_^)

 

 

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