1試合満塁本塁打2本!過去に3人だけ!

 

 

1試合に満塁本塁打を2本打つのは至難の技である。まず、1試合に2回も満塁で回ってこないし、本塁打を打てるとは限らないからである。

 

 

西武からソフトバンクに移籍した山川穂高選手が2024年4月13日に古巣相手に6回と8回に記録、球場はベルーナ球場、合計打点は8打点であった。

 

山川穂高選手は5回(無死満塁)は三振を喫しているので、これを本塁打していれば、1試合3満塁本塁打の日本記録、いや、世界記録だったことになる。

 

1951年10月5日に対阪急12回戦(大須球場)で大映の飯島滋弥が1回に満塁本塁打、7回に2本目の満塁本塁打と3点本塁打を放ち合計11打点を上げた。これが1ゲームのプロ野球最多打点11の記録であると同時に、1試合2満塁本塁打も巨人・二岡智宏、シフトバンク・山川穂高と並んで日本記録である。

 

 

ちなみに二岡智宏は2006年4月30日の対中日戦(東京ドーム)で4回と5回に記録、打点は1回の2ランと合わせて合計10打点(5名が記録)となった。

 

その後、二岡智宏はモナ岡として著名なスキャンダルにまみれて日本ハムにトレードされた。

 

1試合10打点は5人もいるのに、11打点が飯島滋弥だけなのは、10打点も打つと、その後の打席で勝負してもらえないというのがあるのだろう。

 

1試合10打点以上の6選手

打点 選手名 所属 年月日 相手 球場

11 飯島滋弥 大映 1951.10.5 阪急 大須

10 ソレイタ 日ハ 1980.4.20 南海 大阪

10 レオン 大洋 1985.8.10 広島 広島

10 ローズ 横浜 1999.7.22 ヤク 横浜

10 江藤智 広島 1999.8.12 横浜 横浜

10 二岡智宏 巨人 2006.4.30 中日 東京ドーム