抗がん剤のため今日入院しました。

明日からまたGC療法(ジェムザール+シスプラチン療法)が始まります。

シスプラチンは副作用が重篤なため通院ではなく入院で投与を行います。

退院は血液検査に問題なければ十日後になる予定です。

 

昨日は年甲斐もなく「病院に行きたくない」と愚痴を書き散らした日記に沢山のコメントありがとうございました。

同じ境遇の皆様もそれぞれ憂鬱な気持ちを経験していること、そしてそれを工夫して乗り切っていることがわかり勇気づけられました。

 

入院中のささやかな楽しみであるエンゼルスの野球中継をつけましたが、お目当ての大谷翔平は先発からはずれベンチです。

 

今回も入院のお供にペンギンのぬいぐるみが付いてきています。

お守りスタンドとして重宝しています。

このぬいぐるみについては「経緯⑤入院生活、仕事、選挙権」にも書きましたが、毎回の入院に持ってきています。

これがあると看護師さんや清掃スタッフの方や配膳の方々が「このペンギンどうしたんですか?」「かわいいぬいぐるみですね」と話しかけてくれ、そこから話が弾みます。

話しかけるためのよいきっかけとして機能しているようです。

 

一例だけでは何とも言えないので、もう一例ほど先日試してみました。

妻の友人が入院した際に同じぬいぐるみを差し入れ病室に飾ってもらったところ、その病室を訪れるどの方もこのペンギンに気付き、会話の端緒となってくれたようです。

そのおかげか少しだけ気が晴れるようでした。

 

こんな小さな何の変哲もないぬいぐるみですが、病室の円滑なコミュニケーションツールとして働いています。

もし入院の予定がある方はぬいぐるみを持っていくのもいいかもしれません。

スペースをほんの少し明け渡すだけで孤独と孤立を避けられる可能性が高まります。

家族によるとこのぬいぐるみはJR東日本のキャラクターで東京駅の公式グッズショップにて一体1080円で売っているそうです。

 

それではエンゼルスが逆転の大チャンスなので観戦に戻ります。