今日は夜の散歩という気分ではなかったのでエアロバイクを漕ぎました。

抗がん剤とがんに負けない体を維持するために「がんリハビリ」と称して運動療法とプロテインを飲んでいることは以前「手術に向けた体力作り、がんリハビリ」で書いたと思います。
今のところがんに対する効果はわかりませんが、以前「運動療法の効果を実感」で書いたように闘病生活のQOLはかなり向上しました。
特に術後1週間くらいは体幹と下半身につけておいた筋肉のおかげでだいぶ助かりました。

今は術後なので腹筋を使わない形の運動メニューに差し替えて心肺機能と筋力維持に努めています。
筋トレとしてスローハーフスクワット、心肺機能を高める有酸素運動として散歩かエアロバイクをしてプロテインを飲んでいます。

今日また一袋、プロテインを飲み切り、新しい袋をあけました。


私が飲んでいるのはザバスのアクアプロテイン100です。


最初はココア味を飲んでいました。
中高生が部活で飲んでいる一番基本的なプロテインです。
しかしどうにも味と臭いが苦手で飲むのが憂鬱でした。

そこで美味しいプロテインはないかとamazonで探してもらい、同じくザバスのアクアホエイプロテイン100のアセロラ味を見つけました。
プロテイン独特のもったりした味と臭いがなく、ほとんどアセロラドリンクの味がして美味しいです。
氷を入れて飲めばジュースを飲んでいるのと変わりません。
少し溶けにくいことと、混ぜてしばらくは泡だらけで5分くらい置いてからでないと飲めないことが難点ではありますが、美味しくタンパク補給ができるので許容範囲です。

適度な運動にタンパク質多めのバランスのよい栄養、と大変地味で、ダイエットをしているのかがん治療をしているのかよくわからない感じではありますが、これが私が標準治療にプラスしている代替医療です。

そういえば闘病を始めた頃にこんな本も読みました。

「『がん』では死なない『がん患者』――栄養障害が寿命を縮める」(東口髙志著)
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039219

この本の著者の東口先生は緩和医療の教授でがん患者の栄養管理についての第一人者だそうです。
がん患者にとってどれだけエネルギーやタンパク質などの栄養とバランスの取れた食事が大事であるかを書かれたこの本は非常に説得力がありました。
「がんが消える〇〇食」のような派手さはありませんが基礎的な知識を持っておいても損はないのでおすすめの一冊です。