事務所での仕事ではないのですが。
私は家計の余剰資金を運用に回しています。
はじめは株で運用をやっていましたが、長期運用目的とは言え、どうしても個別株を持っていると株価の動きが気になるので、塩漬け株(笑)以外は売ってしまいました。
米国株S&P500のインデックス投資もしてましたが、適当に買っていたものを現在はほったらかしにしています。
この円安で追加購入する気になりません。
投信もいろんな種類のものを買ってみましたが、上がるときもあれば下がるときもあり。。。特にタコ足のものは基準価額が下がっていく(当たり前)ので、見るの嫌になり最近は購入してません。適当に金額上がったところで売ってしまいました。
その資金をどこに回したかというと、証券会社へ丸投げのファンド(各社で名前が違うと思います)と保険です。
保険は外貨建の生命保険です。中途解約しても大体20年(だったかな?)くらいでドルベースで倍になったと思います。死亡時も倍です。最低保証運用利回りが年利2.5%だったような。投資会社の運用成績がよければ3.5%くらいだったような気がします。
丸投げファンドも手数料引いて年利3%で回るとのことです。
先ほど実際の評価益みたら6%超えてたけど、円安で一時的によくなっているだけでしょう。
大体同じくらいですね。
では、これの税金関係は、というと。
保険は生命保険なので、私が死亡すると相続財産に加算されます。ただし、(同額で割れば)一人500万までの非課税枠があるので、そこの範囲内に収まればいいなぁという感じです。
ただ、中途解約を金額の縛りなくできるので、年を取ったら少しずつ解約して私が使おうと思っています。
私が契約人で被保険者であり保険受取人なので、これは所得税の範囲です。
所得税の場合、保険金収入は一時所得の枠内で計算されます。
一時所得なので、保険金収入から「その収入を得るために支出した費用」と50万を控除し、それに1/2を乗じた金額に税率を乗じて所得税が計算されることになります。
要は保険で増えた分から50万引いて×1/2をした金額が所得というわけです。
ということは、いくらまでもらえたら非課税なのかを計算すると、
他の所得(総合)+(□-50万)×1/2=所得控除
であるならば税金ゼロでもらえます。
他の総合所得がゼロで、所得控除が基礎控除48万だけしかないとすると、えっと、146万まで非課税でもらえるということですかね。
10年もらうと1460万か。
相続税の非課税枠と相談しながら私の老後資金にしていこうと思います。
一方、証券会社丸投げ運用をした場合。
こちらも3%ですが、私が利用している証券会社の場合、上場株式等に係る譲渡所得等の金額となります。
これは分離課税です。なので売却益に税率20.315%を乗じた金額になります。
丸投げ運用の方が税金が高くなりますが、これは分離課税で超過累進税率の枠外の話なので、いくらでも20.315%です。
でも総合課税の枠内だと、最高で税率45%+税額の2.1%+住民税10%がかかり、な、なんと55%超!!
まぁそこまで解約することはないけれど。(そんなにない)
あと保険だと為替の影響を受けるんですよねー。。。
ということで、不確定要素が多いため一概にこちらがいい!!とは言えません。
まぁとりあえず146万という数字はおぼえておこうかな。