それでは、リフレクターメンバーを個々にご紹介。

まずカメラモードの右側、スペクトロ。
カメラのシャッター部分が展開して、シールドになります。
ただ、このシールドを取り付けると、左肩の稼働域に制限が発生。
説明書通りにすると、レンズシールドが余るのですが
片側に付ければ問題無し。
これはこれで、カッコいい!

続いて、左側のスパイグラス

外付けフラッシュを右肩に装着。

そして、真ん中のビューファインダー

カメラ上部のパーツを、顔横の穴にジョイントします。

ビークルモードでは、専用パーツが余るのですが、シージ特有の5mmジョイントを活用して、接続可能。
でも、スペクトロのシールドは結構無理矢理…
総じて、このセットはカメラモードかロボットモードで楽しむもの、と割り切ったほうが良いかもしれません。

ところで、我が家の撮影ボックスは、鉱物撮影に用いているので、トランスフォーマー関連を並べて撮影するのは適さないのです( ˘ω˘ )
そろそろ、大型のを導入しようか検討中です。


ということで、トランスフォーマー シージ海外版のリフレクターでした。

あとで知ったのですが、1984年当時のアメリカでは、リフレクターは通販限定の商品だったそうです。

劇中では、特に活躍した印象は無く、それどころかむしろモブに近い扱いだったのに…
ここまで豪華なセットが発売されるのは、当時買えなかった、買ってもらえなかった人たちの熱意が実ったのかなぁ…と思いました。

最後に、取説に記載のあった文章、3項目を和訳してご紹介(けっこうテキトー)。

偵察部隊リフレクターの心得のような文言で、ディセプティコンの諜報活動の様子が窺えます。

・プロパガンダ(情報戦)
(メガトロンを撮影するときは)シンプルな背景を使用せよ。
彼を怒らせることなく、そばに移動せよ。
リーダーとディセプティコンの大義を宣伝すべく、強力なメッセージを焼き付けるのだ。

・ブラックメール(恫喝)
燃える惑星の炎を用いて、不吉な印象を与えよ。
同胞(たぶんスタースクリーム?)からの報復を避け、できる限り遠ざかるのだ。
電子レンズを使い、安全な距離から撮影せよ。

・サーベランス(監視)
死にゆく惑星(セイバートロン)の永遠の暗闇の中、夜景を撮影するときは、フラッシュを使用せよ。
オートボットらの索敵を避け、できる限り離れるのだ。
焦げ付き、破壊された都市の背景に浮かぶ、スモッグを利用して、ザラついた質感を写すのだ。

んーむ。
偵察から、広報、内部監査(密偵?)、さらには夜景撮影まで、万能な部隊であることが分かりますねー。