書いてるうちにどんどん長くなり、書いては消し、書いては消しを繰り返し、天安門事件発生からちょうど31年目の6月4日に投稿するはずのブログがまさかのギリギリ6月6日投稿になってしまいました
正直書いてて知恵熱が出るかと思いました
マジで途中1回昇天するかと思いましたよ
馬鹿のくせに無理して難しいテーマを選ぶとこうなります
さて、天安門事件の話に入る前にまず書いておきたいことがあります
どんな物事も大別すると必ず最低でも2つの側面があるのではないか?
実際は人の数だけあるとは思いますが、あくまで大別した場合には最低2つはあるのではないでしょうか?
だから1つの事柄を論じる時には対立する2つ、または対立はしていないまでも最低異なる主張を2つは参考にしようと心がけています
但し
もちろん第三者からも見てもそれがきちんと出来ているかと言われたら必ずしも出来てはいないでしょうねと恐縮するしかありませんが
長くなってしまいましたが、まずこの点を踏まえて今回のブログに入らせていただきます
まずタイトルにある通り、このブログは天安門事件について書いていくことになりますので、天安門事件という事柄の定義を今一度きちんと整理しておきたいと思います
通称=天安門事件
1989年6月4日に発生した天安門広場を占拠したデモ参加者達と中国共産党=軍(治安警察?)との衝突をはじめとする一連の事件の総称と言うべきでしょうか?
でしょうか?というのは天安門広場以外の場所でも衝突があり、必ずしも天安門広場だけが舞台ではないからです
俗にいう天安門事件とは正確な名称でなくいわば俗称で、天安門広場以外の場所での衝突も含む一連事件そのものは正確には六四天安門事件と言うそうです
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六四天安門事件/Wikipedia
頭に六四とつくんですね
これは天安門広場での衝突とは時間と場所も異なる事件も含めた事件まで1つにまとめて天安門事件とする広義の天安門事件です
しかし
私をはじめ多く人達が捉え方は天安門広場でのデモ参加者の殺害を伴う天安門事件での死者ありきの狭義の天安門事件です
世界中ほとんどの人間が天安門事件と聞いて思い浮かべるのは後者の狭義の天安門事件でしょう
現在この似て非なる2つの天安門事件があり、これがこれから書くことになる今回最大のテーマとなる
果たして池上彰氏は「天安門事件は無かった」と言ったのか?言わなかったのか?
につながっていきます
結論から言うと…
池上彰氏は天安門事件は無かったとは言っていません
しかし…
池上彰氏は天安門広場では死者はいなかったと言いました
これが池上彰氏は天安門事件は無かったと言った言わない論点を生んだ原因です
つまり池上彰氏およひ擁護派は広義の天安門事件
池上彰氏の発言内容否定派は狭義の天安門事件
双方が天安門事件について論じていながら双方が前提としている天安門事件が違う
天安門広場での話と天安門広場以外の場所の話をまとめて1つの天安門事件と捉えるか
あるいは
天安門広場での話だけをもって天安門事件と捉えるか
ということです
例えば池上彰氏擁護派の多くは問題の動画を見てもこのブログ主のように
↓↓↓
ブログ主いわく池上彰氏は、
長安街などで死者は出ていると言っているから天安門事件はあったと認めている(広義での天安門事件)
問題の動画では天安門広場では死者は出ていないと言ったが長安街では死者は出たと言っているのだから天安門事件は無かったとは言っていない
だから池上彰氏が天安門事件は無かったと言ったというのはとんでもないフェイクニュースだとまあそういうことなのだそうです

私も含めて
多くの人々の考える天安門事件とは、すなわち天安門広場で起きたデモ参加者の殺害(虐殺)=狭義での天安門事件
故に
池上彰氏の「天安門広場で死者は出なかった」発言は多く人達にとって天安門事件は無かった発言と同じ意味になってしまう訳です
だから前述のブログ筆者の主張する「池上彰氏の天安門事件は無かった」発言は【とんでもないフェイクニュース】だ」
の一言ではとても片付けられない
何故なら多くの人達は天安門事件があったか無かったかよりも、
天安門広場でのデモ参加者殺害があったか無かったの方を問題にしているからです
そもそも
「長安街では死者は出たと言っているから天安門事件はあったと認めているし、天安門広場では1人も死んでないと言ったが天安門事件が無かったと言っていないから、今拡散されている話は悪質なフェイク」
この主張自体が悪質な論点のすり替えではないですか?
何よりこの言い回し自体が明らかに印象操作を意図していると言われても仕方の無い、仮に印象操作を意図せずともミスリードを誘発する失言ではないではないですか?
長くニュース解説を生業にしている人間とは思えぬ明らかに言葉足らずであえて意図的に論点をズラしてお話されている印象を持たざるを得ません

昨年アメリカに亡命した活動家が写真を公開しました
まあこの写真自体は見ていないのですが
見てはいませんのでこの活動家の写真公開の話は推測になります
公開された写真は、彼ら視点の撮影がなされ彼らが満足するに足る印象を与えるものでしょう
だから事実というより事実に彼らの主張を加味した彼らなりの事実とは違う事実もどきな彼らなりの真実なのでしょう
私は事実は信じますが、マスコミや作家が好んで多用する真実という言葉を信じません
事実に語る者の主観や個人的見解を加味し、さらに一部推測を織り交ぜて、自分に都合がいいよう事実を再構成し直した事実のようで事実でないものが真実だと思うからです
名探偵コナンの真実は1つは間違い
事実は1つ、しかし…
真実は極論すれば100人いれば100通りあります
故に海外に亡命した活動家たる彼らの話を鵜呑みにはできません
しかし前述の通り、私も含めて皆が論じているのは
広義での天安門事件ではなく狭義での天安門事件、つまり広場での市民殺害があったか無かったかという話です
この論点で事件を捉える人
あるいは天安門広場で虐殺までいかないまでもデモ参加者の殺害はあった
私も含めそう考える人達には
天安門事件は無かったかと発言する以上に天安門広場には死者はいなかったと言っていることの方が遥かに問題なのです

この視点での話であれば拡散されている内容も前述のブログ筆者が断罪したデマ拡散とは言いきれません
というよりデマ拡散では無い、と言えるのではないでしょうか?
私が見る限り、拡散されている人達が問題としているのは事件のある無しではなく、天安門広場での虐殺など無かった、捏造だという事件直後の中国共産党の主張を鵜呑みにするのか?的な建付けの話が多かったように感じます
むしろブログ筆者の天安門広場での話を蔑ろにし事件のある無しを無かったと決めつけ意図的にフェイクとして拡散しているよう投稿を少なくとも私は見つけられませんでした
逆にブログ筆者など池上彰氏擁護派は無理やり狭義の天安門事件の議論を避けて広義の天安門事件の話題にすり替えているようにすら見受けられます
果たしてフェイク拡散はどちらでしょうか?
え~リンクを貼ったブログの筆者や池上彰氏およひ池上彰氏擁護派を否定し非難することが目的ではないのでね
今書いたことはあくまで私が感じた感想に過ぎないので、この発言はこれまでにしておきましょう

ま、まあ…いずれにしてもです
私の見る限り天安門事件は無かった言っているより天安門広場で人は死んでいなかったと言っていることの方が問題と捉えている人の方が遥かに多いように感じます
実際私からしても今池上彰氏擁護派と否定派が論争している天安門事件があったか無かった問題よりも、池上彰氏の天安門広場での死者はいないという方が大きな問題であり、信じ難く到底受け入れ難いフェイクニュースに思えます
天安門広場で人は1人も死んでいないという発言
これはつまり世界中の政府機関の公式発表を無視して事件直後の中国共産党の公式発表だけを支持するという意味に他なりません
そして
欧米の政府機関および報道機関、さらに日本の民放ひいては当時天安門でもデモに参加していた人達全員が嘘をついている
中国共産党だけが本当のことを言い、他の世界中全てが嘘をついている
そう言っているのと変わりません
では
池上彰氏はそう断言するに足る十分な現地取材をされたのでしょうか?
池上彰氏ご自身が多くのデモ参加者と中国共産党及び軍の双方から公平な視点をもって十分な聞き取り調査を行ったのでしょうか?
それが無いまま池上彰氏が講演で天安門広場での殺害は無かったと断言するのは問題があり天安門事件が無かったとデマ拡散する人達がいると断罪することには疑問を感じます
長安街の虐殺など誰一人問題にはしていません
問題は天安門広場での市民殺害のある無しなのです
池上彰氏は現地で詳細な調査はされてはいません
単に彼が話を聞いただけの何某さんの話をそのまま事実として流布していいのでしょうか?
そんな根拠で世界中の政府機関の公式発表を真っ向から否定するなんてゴビ砂漠に草生えますよ池上さん

話を戻すと
そもそも池上彰氏はその聞いた話を裏付けできるだけの現地取材をしたのでしょうか?
それらをしていないなら池上彰さん貴方はあったとも無かったとも言えないのではないでしょうか?
今の状態なら池上彰氏は天安門事件は無かったと言っているという話がデマなら池上彰氏の天安門広場での殺害はただの1件もなかったという趣旨の講演内容もまた同じようにデマと言わざるを得ません
というか自身が直接双方の当事者に対して突っ込んだ取材をせずある人物1人の尽力で死者ゼロにすることが出来たというある特定の人間達だけの主張を事実として拡散していますから池上彰氏もデマ拡散ですよね?
さて長くなりましたが、改めて私なりの今回のまとめ
①池上彰氏は天安門事件は無かったとは言っていない
②池上彰氏は天安門広場では死者はいなかったと言った
③池上彰氏擁護派は①をもって池上彰氏は天安門事件は無かったはフェイクと断罪している
④世界中の多くの人々が問題としているの天安門広場での市民殺害なので②の発言は天安門事件は無かったと言う以上の問題発言
⑤つまり④の理由から池上彰氏は天安門事件は無かったと言ったという話が生まれており、これは広義と狭義2つの天安門事件の捉え方から生じる見解の相違
⑥故に現在拡散されている池上彰氏は天安門事件は無かったと言ったという話は、言葉としては言ってないので間違いと言われれば間違いだが、意味として決して間違っていない
加えていうと、池上彰氏と擁護派は意図的に狭義の天安門事件の議論を避けて広義の天安門事件の話題に論点をすり替えているのではないか?という気がしないでもないです
ただこれはそんな気もする程度なのでこの辺にしておきます
や、やっと終わった…自分で自分を褒めてあげたい
果たしてこんな長くて独りよがりなブログを読んでくださる天子様のような御方がいらっしゃるかわかりませんが
もしも読んでくださった方がいらっしゃいましたら、心より御礼申し上げます
こんなに書くのが大変だったのは初めてだったので、読んでいただけたら本当にうれしいです
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました











