英国ドライブ旅行記 9/7 vol.2|ブロードウェイタワーからの素晴らしい景観 | レクサスとの道[LEXUS] IS300h

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レクサスIS300hユーザーの道のりを綴っていきます!

Stoke-on-Trent を離れて、再びモーターウェイを南下して行きます。
英国の天気は本当に気まぐれ。
快晴で入道雲が出ていたのに、気付けば真っ黒い雲が前方に…

『前の方、雲黒いよね…』と話していると、あっという間に雨ですよ。
時折、バックフォグランプを点灯していないと、走行出来ないくらい視界が悪くなるので、気が抜けません。

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今までの観光はとてもツキがあり、観光地に着くと晴れているという日々でしたが、今度こそ駄目かもと思える雨でした。

コッツウォルズへ向かうため、モーターウェイはM6を離れてM5に入ります。
天候は一転して回復、ホッとします。


コッツウォルズは英国の古き良き村々が残る『英国を象徴する地域』です。
東京都ほどの大きさの丘陵地帯(wold's)で、はちみつ色のライムストーンを使用して造られた建築物も特徴的です。コッツウォルズは英国の特別自然美観地域に指定されており、その景観は長年維持されています。是非一度訪れて頂きたい地域です。

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そのコッツウォルズで最初に訪れることにしたのは、ブロードウェイにある『ブロードウェイタワー』。M5を下りて、A規格の国道を西南西方向へ走ります。国道といっても制限速度は70mile/hですから、高速道路を走行しているのと感覚的には変わりません。英国でのドライブでは、一時間に50mileは走行できると思って旅を組み立てると良いと思います。

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ブロードウェイに近づくと右前方の丘の上にタワーが見えるようになります。これが、ブロードウェイタワー。

英国の建築家ジェームス・ワイアットが城塞風にデザインし、1797年に建築が始まったタワーです。海抜312メートルの丘はもともと狼煙をあげるために使われており、タワーを立てることにより更に遠方からでも狼煙を見ることができるようにと、コベントリー伯爵夫人が建築を支援して建てられました。

現在はコッツウォルズを代表する観光の名跡になっています。

ブロードウェイタワーへ上る丘への坂道はかなりの勾配で10%程度の坂道が続きます。
セカンドギヤで引っ張るような走行になりました。

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丘の上に到着すると、右側にブロードウェイタワーへの入り口があります。
牧草地を抜けると、ブロードウェイタワーの駐車場に到着。

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クルマを止めて、鹿が逃げないように設計されたゲートを抜けると、高さ17mのタワーがそびえ立っています。周囲には人工的なものは全くなく、360度の素晴らしい景観が広がります。

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タワーを上がるにはGBP4.50掛かります。タワーがある丘の上からの景観が予想以上に良く、タワーに上がることを一瞬躊躇しましたが、今度いつ来れるかわからないので、上ることに。

螺旋階段をテクテクと上がり、屋上に出ると、さらに素晴らしい景観!

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遥か遠方を見通すことができます。
ブロードウェイの街並み、振り向けばstratford-upon-avonの街まで見るコトができました。この景観を得られるならGBP4.50は安いもんです。

小一時間ほど滞在して、ブロードウェイタワーを離れます。時間的に余裕があるので、丘を再び下りてブロードウェイの街へ行くことにしました。

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