LS460のVerS 、LS600h/LS600hLのブレーキシステムは強靭です。
フロント:対向4ポッドキャリパー・φ357mmスパイラルフィン式ベンチレーテッドディスク
リ ヤ:対向2ポッドキャリパー・φ335mmスパイラルフィン式ベンチレーテッドディスク
レクサスIS/GSの発売時、フロントに334mm、リヤに310mmのローターサイズが採用されました。
それまでの、国産市販車最大級だったのは「スープラ」で、結構驚いたものです。
そのIS/GSのローターサイズをさらに超えたのが、LSでした。
2トンの巨艦に、385psのエンジンが搭載されているので、ストッピングパワーも重要ということですね。
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LS460のVerUには、もう少し小径のローターが採用されていて、
フロントφ334mm ベンチレーテッドディスク
リ ヤφ315mm ベンチレーテッドディスク なのですが、両者を並べてみると、見た目からして違いますね。
左がLS600h/LS600hLのスパイラルフィン式ベンチレーテッドディスク
スパイラルフィンというのは、下記のようになっています。
ベンチレーテッドディスクなのですが、内部のフィンが湾曲していて、ブレーキングによって発生した熱を効率的に放熱できる形状なんですね。
このスパイラルフィンも、昔はスープラなどのスポーツカーにしか採用されていなかったモノですので、凄いことですね。