沼田和子です。
今日は「祖父が話をきかない」というYさんの話。
同居している、祖父があまりにも身勝手で
カウンセリングにやってきました。
今回は3回シリーズでお届けします。
--------
私は21歳の大学生です。
町工場を経営している両親と、
現在も現役のネジ職人として働いている祖父、
専業主婦の祖母と同居しています。
うちの祖父は、もともと、職人気質で頑固な人
でしたが、祖母に対して身勝手な振る舞いがひどくなり、見るに見かねています

先日も、こんなひどい事がありました。
夕方、祖父が
「腹が減った。飯はまだか
」と、怒鳴っています。祖母はゆっくりと洗濯物をたたんでいたので
よろよろとしながら、食事の用意をしようとしますが、
怒鳴り散らした祖父が、しびれを切らして
先に台所で料理の支度をはじめていました。
祖父は仙人が食べるような味付けのない、まずくて下手な料理
を大量に作ります。
そして、祖母があわててやってくるのですが、
「一家の大黒柱に用意させるとは何事だ
」と、イヤミをいいます。その上、
自分が作ったマズイ料理に誰も手をつけないと
「贅沢だ
」と騒ぎます。あまりにもうるさくて、家族中が迷惑をしていますし、
何よりも祖母が可愛そうです。
どうしたらいいんでしょうか。
---------
大学生のYさんは、
祖父の存在が気になって
色々なことに手がつかないようです。
それは、実は、意外な心理が働いているんです。
その話は、また次回
相手に何もいわずに、
↓
