日本アニメ史上最高の視聴率39.9%を記録した『ちびまる子ちゃん』。TARAKOさん最後の新作放送は 34年間を振り返る特別構成に感謝の声
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先月、3月24日に放送された「ちびまる子ちゃん」の「みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル」ですが、確かにソース先の記事に書かれている様に内容は「ちびまる子ちゃん」ファンにとっては嬉しい内容でした。
TARAKOさんの最後の新作『まる子、水の味がわかる?』の巻を流し、「TARAKOさん ありがとうございました」という感謝のテロップを添えたのも生前のTARAKOさんに対する想いが伝わって良かったです。
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ただ、嘘は行けません。
ソース先の記事のタイトルの「日本アニメ史上最高の視聴率39.9%」というのを見て、私はひっかかりました。
「もっと、視聴率が高いアニメが昭和のアニメであったのでは?」と。
そう、日本アニメ史上最高の視聴率は「鉄腕アトム」が1964年01月25日に放送された時の40.3%でした!
ただ、「ちびまる子ちゃん」が1990年10月28日に放送された時の視聴率が39.9%というのは日本アニメ史上では歴代2位の記録でしたので、凄い記録である事は間違いないです。
ただ、「平成アニメ史上最高視聴率」や「日本アニメ史上歴代2位」とした方が間違いではなかったので、水を差すような話になりますが、せっかくの素晴らしいSP放送だったのですから、嘘はつかないで欲しかったです。
ちなみに、「ウルトラマン」の最高視聴率は1967年3月26日に放送された第37話の「小さな英雄」で、42.8%を記録しています。
「ちびまる子ちゃん」も「鉄腕アトム」も凄いですが、その2作品の最高視聴率を上回っていた事に「ウルトラマン」の凄さを改めて感じました。
まあ、普段、「近年の視聴率は当てにならない」や「関東地方の視聴率だけで判断するのは止めよう」と言っている私がこんな記事を書くのもなんですが、気になったので調べてさせてもらいました。
なお、上記の視聴率は関東地方での視聴率ですから、関西地方や他の地域での視聴率はまた違うでしょう。
この記事を書いていて、国民的な作品はやはり凄い記録を持っているものだというのを改めて感じたハイブリッジでした。