「軽蔑」,2回目と3回目を観てきました。
地元で上映してなくて,県外遠征。
しかも,今月は仕事が忙しすぎてなかなか休みが取れなくて,映画館で見るのはおそらくこれが最後となります。
もっと,劇場で観たいなぁ。。。
さて,1回目を観た後,雑誌「シナリオ」に載っていたシナリオを読んで,杏ちゃんの怒濤のRTをはじめとするネット上の感想なども読んで,準備万端で2回目・3回目を観ました。
カズさんとマチちゃん,やっぱりこの2人に感情移入して,2人に幸せになってほしいと思うことはなかったですね。
ほんとにダメな男と女。
もっと器用に生きる方法なんていくらでもありそうなのに。。。
何であんなに不器用な生き方をしているのだろう。
でも,それでもお互いに心の底から愛し合っている,この2人を観れば観るほど愛しいと思ってしまうんですね。
高良君と杏ちゃん,互いの演技を超えた生がこの映画の中にあるからなのでしょう。
では,ネタバレもあるかもしれないけど,いろいろな感想その他を,思いつくままに書いていきますね。
1回目観たときも思ったのですが,杏ちゃんはそうでもないのですが,高良君をはじめ,聞き取りにくい台詞がかなりあるんですよね。
いろいろな方の感想を見ていて,特に批判的な感想の中に多いのは,2人が何故惹かれあったのか分からない,カズが何故ニューワールドを襲撃しマチコをさらっていったのか分からないまま物語が進行していったと言うもの。
実は,最初のニューワールドの楽屋でのシーンで,台詞の中に,マチコがカズさんを想っていることを示すものがあっのだけど,ほんと映画が始まってすぐのオープニングのシーンでタイトルも出る前のことだから,これを聞き逃していたら分からないままだったでしょう。
原作ではバレンタインのエピソードから始まっていて分かりやすかったけど。
また,カズが襲撃した理由は,これも最初の台湾料理屋のシーンで明らかになっているのだけれど,この時の伊藤(村上淳)の台詞が聞き取れないんですよ。。。
周りの音楽とかも大きかったし。。。
ちょっと分かりにくいなぁ。。。
ま,この映画は,物語の進行の分かりやすさなんかを狙ったものではないのだろうけれど。
最初のポールダンスシーン。
1回目観たときも書きましたが,これはもう,素晴らしい!
ただ,それでも欲を言えば,アップのシーンが多かったんだけど,もっと踊りを観たかったなぁと言うのはありますね。
相沢さんも自身のブログに「DVDのディレクターズカット版に期待」と書いてありますしね。
それに,前回も書いたのだけど,ここでトップを出さなかったのは何故かというのがやはり残りました。
シナリオもほぼ原作どおりのシーンになっているのに。
カズの田舎の両親とかがマチコを軽蔑している理由をはっきりさせると言うのもあるけれど,メロンのシーンのカズの台詞をもっと引き立たせるためにもと思ったのだけれど。
で,メロンのシーン。
このシーンも好きだなぁ。
私でもそう思うのだから,女性ならもっとぐっと来るのでは。
ただ,このシーンでも,カズさんの台詞が聞き取りにくいんですよ。
シナリオを読んで,台詞を頭に入れて,やっとちゃんと聞き取れました。
特に「まちちゃん,俺だけに見せてよ」,この台詞,予告編にもあるんだけれど,3回目観てようやく聞き取れた。。。
私の耳が悪いのかなぁ。
これ聞き取れないと,せっかくのシーンが。。。
カズの田舎に来た二人は,ここで新しい生活を始めます。
で,ここで杏ちゃんが,高良君にお弁当を作ったり,料理をしたりしているんですよ!
う~ん,杏ちゃんには失礼だけど,私にはポールダンスよりも,濡れ場よりも,このシーンが衝撃的だったなぁ(笑)
なんせ,日頃のブログやツイッターからは想像つかないんだもん。。。
朝まで飲んでいるところは用意に想像がつくけれどね。
イメージが160°変わってしまう。。。
2回目のSEXシーン。
これ,何回観てもビックリする。。。
全く普通のシーンがいきなり変わってだもん。。。
こんなシーンの切り替えってあり?
杏ちゃんがマダムとの会話のあと,東京へ帰ろうと決心してマンションの前まで来たシーン。
インターホンを押してもカズが出てこない。
杏ちゃんはマンションのドアを蹴とばす。
そこで,「ボランティアじゃねぇんだよ!このヤロー!」。。。と思ってしまった。。。らいけないですね。
はい,軽蔑に集中しましょう。
真知子に関しては,廣木監督が,「女の人が持っている母性的な女性像を彼女がプラスして」と言っていますね。
廣木監督はそういうところも期待して杏ちゃんを起用したのでしょうね。
その辺は,杏ちゃんは見事に演じていましたね。
カズさんがスナックを襲撃した朝,マンション帰ってきたところに,マチコが待っているんですね。
このシーン,好き!
「母性的な女性像」そのものだし,杏ちゃんはこういうのをほんと上手く演じ切りますよね。
そして,物語はクライマックスへ。
炎に包まれるアルマン。
撮影時の苦労話として,いろいろ報じられていたりしたけれど,ここで,何故引きの絵(燃えているアルマンを海の方から引きで撮っていた)が使われたのか,ちょっと疑問。
もっと迫力を出さないと,と思ったのだけれど。。。
で,明らかに放火殺人なのに,警察は動かないし,誰も逮捕されない。。。
ま,それはいいでしょう。
列車での別れのシーン。
高良君の長回しを終えてから,杏ちゃんの長回しのシーンが入ったので,時間的に?。
演出上,仕方ないのかな?
カズさんがピストルを使うシーン。
7発以上打ったら文句書いてやると思って数えていたら,ちゃんと5発でした。
(レボルバー式のピストルだから,最大6発ですね)
日本の映画やドラマってたまにこの辺いい加減な所があるから。
でも,今回はちゃんとできていました。
ラストのタクシーはネット上でも批判が多いですね。
あんな血だらけの人,乗せないですよね。
私も思いました。
でも,ま,いいでしょう。
最後に,音楽。
これも,賛否両論。
私は言いと思ったけれど。
サントラ欲しいなぁ。。。
でも,サントラでないらしいし。
パンフを頼りに,音楽1曲ずつ全部集めて自分で作ろうと思うのだけれど,アマゾンとかで売ってないのもあるようだ。。。
なんとかならないかな。
ま,がんばってみます。
さ,今日(昨日)も,感想をツイートしたら,杏ちゃんがリツイートしてくれた。
嬉しいな!