7/20発売 寿がきや 
「富山ブラック風油そば

 取得価格 198円(ヨーカドー)(税込213円)
 メーカー希望価格 238円(税抜)

 

 

おはようございます。

新作カップ麺紹介ブログ「おじんの初心者」です。

ありのままの正直な感想のボヤキブロクとなっていますww

本日もよろしくお願い致します。

 

おとといは汁なしのまぜそば、きのうは汁ありカップなので

本日は汁なし商品の順番?・・・ということで今日は油そばです。

こういうふうに週の中でいい感じに汁あり・汁なしの新商品があると

なんか食べる側も新鮮味を持って食べれるので助かります。

 

紹介商品は寿がきやさんの今週の新商品で、

「富山ブラック油そば」という商品になります。

 

でも富山ブラックの汁なし商品って、

最近食べたような気がしますが・・・。

 

と思ったら、6月末に「マタドールx闘牛脂」のコラボの

「富山ブラック風牛まぜそば」というのがありましたね。

この商品は牛に特化しつつも、

しっかり富山ブラックの雰囲気を感じる美味しい商品でした。

しかしちょっとした「富山ブラック」ブームなのでしょうか?

 

また、寿がきやさんの富山ブラックの汁なし系商品は

↑去年も発売されています。

去年の商品は「富山ブラック風まぜそば」という商品でした。

ガッツリ黒胡椒が利いたパンチのある一品で印象深い商品です。

 

で、今年の製品は「油そば」という商品になっていますね。

パッケージにも「こってり背脂」というウリが入りました。

商品は富山県のご当地麺「富山ブラックラーメン」

を参考に開発したオリジナルの油そばということです。

商品内容は汁なしメニューに適したもちもち食感の太めんを使用し、

富山ブラックをイメージした胡椒がきいた漆黒の醤油ダレが美味しい、

こってりとした背脂の旨味がやみつきになる一杯とのことで

暑い季節にぴったりのこってり&スパイシーな油そばみたいですね!

 

商品はいつもの加ト吉委託製造となっています。

なお、加ト吉の親会社・テーブルマークが来年6月末に

この加ト吉群馬工場を寿がきやに譲渡する話が決まったので

この表記は来年の今頃の商品にはこの表記はなくなっているでしょう。

 

製品スタイルは容器はいつもの寿がきやの製品と同じですが、

汁なしの商品なのでフタには湯切り口が付いています。

麺量的にはほぼレギュラーサイズです。

 

カップ内部はこんな内容になっています。

麺は太めのノンフライ麺ですね。

小袋は3袋構成で、先入れは乾燥かやく(キャベツ)です。

他は後入れの液体スープとあとのせかやくの組み合わせです。

 

麺・キャベツの湯戻し時間は5分となっています。

湯切り後はまず液体スープを投入してしっかり麺に絡めます。

具のキャベツを調えて、あとのせかやくをふりかけます。

 

出来上がりビジュアルはこんな感じになりました。

去年同様、真っ黒なビジュアルでインパクトありますね!

 

麺はタレがしっかり絡む、

もちもち食感のノンフライ太縮れ麺ということです。

 

麺はノンフライ麺ですがけっこうな太麺です。

ノンフライ麺で5分戻しでこの太麺が戻るのはすばらしいです。

ノンフライ麺の戻りの遅さをしっかり克服している感じです。

 

で、やはり製品でのノンフライ麺は美味しいですね。
この製品も例に漏れず、しっかりコシのあるいい食感の麺です。
噛むとしこしことしていて油揚げ麺にはない麺の旨みを感じます。

そして、太めの麺というのもよかったです。
これ、もし細めの麺だったら
間違いなくこの濃厚なタレに埋没していたと思います。

湯切りタイプのノンフライ麺は最後までヘタったりせず、
高いクオリティのままいただけるのがありがたいです。
でもその分、湯戻し時間は敏感なので湯切り前に
麺のかたさや仕上がり具合をしっかり確認することが重要です。

麺量はノンフライ麺・80gとなっています。
タレがけっこうぼってりした重ための味だったので、

商品のボリュームは感じました、食後お腹にたまる感じです。
 

タレは富山ブラックをイメージした、

胡椒の利いた漆黒の醤油ダレに、

背脂を合わせたスープということです。

 

タレは上の画像見てもらったらわかると思いますが、

かなり多めのオイルが入っているのがわかるかと思います。

これだけ見ると相当にオイリーな感じですね。

 

タレの見た目の雰囲気は去年のまぜそばに一見似ていますが、

実際食べてみると去年バージョンとは大きく変わりました。

 

やはり去年の「まぜそば」から「油そば」になって、

タレの根本の構成が変わったので味とかの雰囲気が違います。

上にも書いたようにタレの中のオイルの量が格段に増えました。

 

ポーク系のオイルなのでけっこうなこってり感です。

この背脂のオイル感で油そばっていうのをしっかり実感させられます。

 

オイル感はかなり強くなった分なのでしょうか?

一方の醤油感はちょっとおとなしくなったように感じます。

富山ブラックというと強めの醤油ダレと胡椒が特徴なのですが、

その肝心の醤油感が控えめになったのはちょっともったいない感じ。

 

というか、背脂のまったり・こってり感の強さで

醤油ダレの醤油感がマスクされてわかりづらくなったのかもです。

でも食後はかなり喉乾いたので醤油はそこそこの強さだったのでしょう。

 

またタレ自体に胡椒の風味はあまり感じられず、

基本的にあとがけのかやくで胡椒味は演出されています。

胡椒の風味は↓の具の項で詳しく書きますが、

今年のバージョンは胡椒の風味も弱くなった気がします。

 

具はキャベツ、粗挽き胡椒、胡椒味ビッツ

の組み合わせということです。

 

「キャベツ、味付大豆ミート、胡椒、いりゴマ、赤唐辛子」

だった去年のまぜそばとはけっこう内容が変わっています。

 

でも全体のビジュアルは去年とよく似た真っ黒のビジュアル。

この黒さはなかなかのインパクトですね!

 

野菜具材はキャベツのみとシンプルになりました。

それでも量的にはしっかり入っているので不足感はないです。

 

そこに小袋のあとがけのかやの

粗挽き黒胡椒と胡椒味ビッツが加わります。

あいかわらずこのあとがけのふりかけの量が多いです。

 

ところで「黒胡椒味ビッツ」ってなんぞや?

ってことですが、カップの成分表には

「大豆加工品」と記載されているのがこの「~ビッツ」なのでしょう。

 

去年は「味付大豆ミート」というもので肉っぽさを演出した

具材になっていましたが、それによく似たものですね。

今回は粗挽き胡椒感をより強調するような具材になっているようです。

 

この黒胡椒風ビーツなんですが、このふりかけでは

かなりの部分を占めていて、写真では分かりづらいですが、

大きな粒のものはほぼこの大豆加工品になります。

食感的にはちょっとカリカリ感もありいい食感です。

 

まぁ、このふりかけのボリュームをすべて黒胡椒にしてしまうと

おそらく胡椒強すぎでしょうし、コストも合わなくなるので、

「黒さのインパクトの嵩増し」にこれが使われているのだと思います。

 

なのでこの粗挽き黒胡椒はこのふりかけの一部分になるので

このふりかけだけを味わってもそこまで胡椒は強くないです。

 

 

 

というわけで、今年はまぜそば→油そばになりましたが、

タレの雰囲気が大きく変わったのが特徴です。

油そばらしい厚めのオイル感と背脂などの動物系の旨みが

ガッツリ増したかなり食べごたえのある製品に変わりました。

 

でも富山ブラック感の特徴の醤油感と胡椒のパワーは

その動物系の旨みにマスクされてちょっとおとなしく

なってしまったのは個人的にはやや残念です。

 

先日の「マタドールx闘牛脂の富山ブラック風牛まぜそば」

に比べてもこちらはやや醤油感は弱め&胡椒の強さもおとなしめ。

油そばのオイルでぼってり重たい仕上がりです。

富山ブラックらしいキレのあるシャープさが弱かったですね。

 

 


ごちそうさまでした。
そして今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 


●自分的評価 20205●(個人的評価なのでよろしくお願いします・★5個で満点、▲は0.5点)
製品スタイル:レギュラーサイズ・丸形汁なし麺用湯切り型カップ(小袋)
麺  ★★★★☆(太めのノンフライ麺は濃いタレに負けない存在感がある)
味  ★★★☆☆(油そばらしいタレに変更、動物系の旨みが強くなりました)
具  ★★★▲☆(キャベツは濃いタレのいいオアシス、胡椒の利きが弱くなった)
総合 ★★★☆☆

カロリー ★☆☆☆☆ 460kcal

塩分 ★★★☆☆ 5.1g

辛さ ★★☆☆☆(無辛→微辛→ピリ辛→中辛→大辛→激辛→痛辛)

偏差値 52.63

内容量 117g (麺量 80g)
食べる前の空腹度 ☆☆☆ (★3で満腹状態)
お湯の目安量  450ml (無駄なお湯沸かしによる水光費の無駄を減らしましょう)


(表示関係・作り方など)

 

 

※記事内の画像等の無断の転載・転用はお断りします。

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