11/4発売 日清食品
「日清 THE NOODLE TOKYO AFURI
冬限定 柚子塩らーめん まろ味」
取得価格 198円（コノミヤ堺東）（税込213円）
メーカー希望価格 200円（税抜）
おはようございます。
本日の紹介製品は「日清 THE NOODLE」シリーズというよりも
「AFURI」シリーズと言ったほうがいいくらいの
「AFURI」コラボの新製品「冬限定 柚子塩らーめん まろ味」です。
「日清 THE NOODLE」シリーズは、
洗練された独自の世界観を持つラーメン店が監修し、
お店の人気メニューが手軽に楽しめるシリーズです。
と言ってもそのほとんどの製品は「AFURI（阿夫利）」のコラボ商品で、
それ以外のお店がモデルになったことは数回しかなく、
実質「日清 THE NOODLE」シリーズ＝「AFURI」シリーズという感じ。
過去にもその「AFURI」のメニューから
いろいろなテイストの商品がコラボされています。
左上から初代AFURIの「鶏塩」、定番の「柚子塩（2017）」
そして今回はお店で一番人気のメニューである
「柚子塩らーめん」の中でも「まろ味」を再現したということです。
なにやらお店の「AFURI」のスープは、
ラーメンに加える鶏油の量で「淡麗」と少し多めの「まろ味」を
チョイスすることができるということです。
「淡麗」･･･鶏をベースに魚介、昆布、香味野菜をブレンドしたもの、
「まろ味」･･･淡麗に鶏油を多めに入れてコクを出したもの
ということです、また細かい部分までコラボしてきたものです (^_^;)
製品内容は鶏ガラをベースに魚介系素材のうまみを合わせたスープで、
「芳醇香油 」を加えることでコクと香り豊かに仕上がり、
ほのかに小麦が香る全粒粉入りの麺は、よりコシのある食感に改良し、
お店で人気の炙りチャーシューをイメージした
「炙りコロチャーシュー」を具材に加えた内容ということです。
製品スタイルは今までのAFURIと同じタテ型BIGの商品。
フタに小袋付属も同じですね、小袋は「芳醇香油」となっています。
カップ内部です。麺は細めの麺ですね。
具の肉具材は炙りコロチャーでほかにメンマなど。
また柚子皮がたくさん入っていてこの時点でもとてもいい香りです。
麺・具材の湯戻し調理時間は4分です。
時間が来たら小袋の芳醇香油というのを投入します。
黄金色のきれいな鶏油のオイルですね。
出来上がりはこんなビジュアルになりました。
麺とかスープのビジュアルは以前の「柚子塩らーめん」とほぼ同じです。
具は以前は炭火焼チキンでしたが炙りコロチャーになってますが。
麺は喉ごしの良い極細ストレート麺。
全粒粉入りで、ほのかに小麦が香る麺ということです。
この全粒粉入りのストレート系細麺はAFURIでは一貫しています。
全粒粉入りで黒い粒々が見える油揚げ麺ですが、
今回の製品も麺は同じものがおなじ物が採用されているようです。
この麺はちょっと油揚げ麺には見えないような麺で
そのクオリティの高さは相変わらず健在です。
麺はまずそれ自体の香りがとてもいいですね。
全粒粉入りの麺の効果なんでしょうか、ます香りから食わす麺ですね。
そして麺の食感もプリッとしていて小気味いい歯ごたえで
麺のコシもそれなりに感じられてとてもですね。
ちょっと後半は麺の伸びというか時間劣化が気になりますが、
麺の油臭とかも無縁でスープの邪魔せず、
それぞれの本来の味わいがわかるので麺もスープもしっかり楽しめます。
麺量は今回も今までどおりの80gとなっています。
最近タテ型BIGカップの製品の麺量は70gが多いので、
この10g差がなかなか全体の食べごたえを感じさせますね。
スープは鶏ガラをベースに
かつお節や昆布などの魚介系素材のうまみを合わせたスープで
爽やかな柚子の香りがアクセントになっているとのこと。
また添付の小袋「芳醇香油」を仕上げに加えることで、
鶏油のコクと香りがたっぷりと詰まった
まろやかな「まろ味」が楽しめるということです。
スープは黄金色に澄んだきれいなビジュアルのスープです。
スープはチキンベースでそこにしっかり魚介系の風味が利いています。
魚粉はかなり多めに含まれているのでスープの後半は
その魚粉の多さで舌にざらつきを感じるくらいです。
でもこのへんは以前のふつうの（淡麗）「柚子塩らーめん」が
ベースになっているので基本的にはスープの方向性は
ほとんど変わらない感じがします。
自分は以前はこういう魚介系のかなり強いあっさり塩味スープは
大の苦手だったので、その代表格であるのこの「AFURI」シリーズ自体も
あまり（と言うか、ぜんぜん）好きじゃなかったのですが、
最近はそういう魚介系スープの苦手もやっと克服できて、
しっかり魚粉の風味を鶏の旨味スープの中、楽しめるようになりました！
そして添付のこの小袋で「まろ味」特有の味わいを演出しています。
このオイル投入により、スープのコクがふわ～っと広がります。
たしかに小袋の鶏油メインの旨味オイルのおかげで
従来の「（淡麗）柚子塩」の製品よりもスープはとても芳醇で
香り豊かなものになっているように感じられました。
オイルはかなり多めに入っているので旨味と香りが明確で
味に厚みがあり、ちょっとオイルでこってりした旨味を楽しめます。
そしてアクセントとなる具の柚子皮の風味もとてもしっかりしています。
この柚子の柑橘系の爽やかな風味がなんとも心地良いですね～！
この柚子の風味は以前の商品よりも強くなった感じで、
結果、スープは「鶏＋魚粉＋柚子風味」の3つの核が上手く機能した
なかなかAFURIらしい美味しいスープに仕上がっていると思いました。
具は炙りコロチャーシュー、メンマ、ネギ、柚子皮の組み合わせです。
炙りコロチャーは去年から炭火焼チキンにかわって
メインの肉具材になって、今回もそれが継承されています。
お店の商品はチャーシューなので素材の違うチキンよりも
コロチャーのほうがたしかにしっくりくる感じはします。
それも炙りが入っているのがポイントで風味が高くなっています。
でもコロチャーは先日リニューアルされた
カップヌードルの具材から消滅したやや「過去形」の具材なので、
来年以降はこのコロチャーが続くかはビミョーな気もします。
そのクオリティは悪くありません、とくに風味が良いです。
もうちょっと食感的な部分が改善されればカップヌードルでも
生き残った具材ではないかと思うのですが・・・。
メンマは今回の製品はやや多めになっているような気がします。
製品の個体差なのかもしれませんが、これくらい入っているといいですね！
食感もこりこりと小気味よく風味高く美味しいメンマです。
ねぎは控えめでほとんど彩り程度の役目しかしていません。
そして柚子皮はスープの項で書いたように柑橘系で風味豊か！
スープ全体の爽やかさのアップにとても貢献しています。
というわけで、今回の「AFURI」もなかなかの内容でした。
ベースの「柚子塩らーめん」をしっかり感じさせつつも
その土台に芳醇香油の鶏油の旨味がアップした美味しい一杯でした。
でも個人的にももうちょっと鶏系に攻めてほしかったかなと感じます。
これではカップ麺としての「淡麗」と「まろ味」の境目がややビミョー。
カップ麺なのでそこはもうちょっとわかりやすく誇張してもいいので
しっかり違いを演出してほしかったかもしれません・・・。
ごちそうさまでした。
そして今日も読んでいただきありがとうございました。
●自分的評価 19309●（個人的評価です、よろしくお願いします、★5個で満点、▲は0.5点）
製品スタイル：タテ型BIGカップ・サブオールインワンタイプ（小袋）
麺 ★★★★☆（全粒粉入りの香り高い細めのストレート麺、後半やや麺が伸びる感じ）
味 ★★★☆☆（魚粉と鶏油と柚子の風味が強い風味豊かな塩味スープ）
具 ★★★☆☆（炙りコロチャーは美味しいが、食感はややビミョー、柚子皮がいい仕事）
総合 ★★★☆☆
ｶﾛﾘｰ ★☆☆☆☆ 418kcal
辛さﾚﾍﾞﾙ ☆☆☆☆☆（無辛）
内容量 93g （麺量 80g）
食べる前の空腹度 ☆☆☆ （★3で満腹状態）
お湯の目安量 410ml （無駄なお湯沸かしによる水光費の無駄を減らしましょう）
（表示関係・作り方など）
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