10/4発売 エースコック  
「ラーメン モッチッチ ワンタン麺」

 取得価格 128円(コノミヤ堺東)(税込138円)
 メーカー希望価格 193円(税抜)
 

 

おはようございます。

本日はエースコックの「モッチッチ」シリーズのラーメン版、

「ラーメンモッチッチ ワンタン麺」の食べレポです。

なんと「焼そばモッチッチ」からラーメンが登場とは!

これはとても興味深い商品ですね。

 

エースコックの「モッチッチ」と言えば麺がウリの焼そばですね。

そして独特のおしゃれな形状の容器、またあっさり目の味付けとか、

とくに女性の焼そば需要層を狙った製品づくりが特長のブランドです。

 

その焼そばのほうの「モッチッチ」は2017年6月登場。

製品は手づくりの焼そばのようなモチモチとした食感の

「真空仕立て麺」を使用した、インスタントとは思えない

品質の麺のカップ焼そば”として発売し、今でも人気の商品です。

 

今回その「焼そばモッチッチ」シリーズで使用している

「真空仕立て麺」を採用したタテ型カップラーメンが登場しました。

 

新製品は今回この記事で紹介する「ワンタン麺」と

もうひとつ「野菜タンメン」の2製品のラインアップとなります。

 

製品内容は従来のフライめんでは叶わなかった、

茹でたてのラーメンのようなモチモチとした食感を実現したとのこと。

国産のだしの旨みが詰まったスープが麺に絡み、

インスタントとは思えないおいしさを楽しめるということです。

 

「真空仕立て麺」は、生地から空気を取り除くとともに

加水率を高めた多加水の仕様にすることによって、

モチモチとした食感を実現したということです。

 

油揚げ麺特有のコクのある美味しさと、

モチモチとした食感を持ち合わせた、

他では味わえない全く新しい美味しさの麺となっていて、

これには約3年の年月を要したとか・・・。

 

また、スープの味わいについても徹底的にこだわり、

だし感を活かしながら、即席めんらしい何度も食べたくなるような

クセになる味わいを実現するために、日々議論と試作、

繊細な調整の末、ようやくこの製品が誕生したということです。

 

製品スタイルはレギュラーサイズのタテ型カップとなります。

焼そばの容器は独特な形状でしたが、こちらはふつうな丸型容器です。

 

そしてエースコックにしては珍しいフタに小袋が張り付いています。

エースコックの小袋はカップ内のことが多かったのですが、

この製品はフタに小袋が貼付されています。

なお、その小袋は液体スープとなっています。

 

カップ内部はこんな内容になっています。

麺はエースコックらしい黄色い麺と太めの麺です。

具はワンタンが3個、あとメンマがたくさん入っています。

あと粉末スープは極端に少ないのも特徴です。

 

麺・具材の湯戻し調理時間は5分となっています。

ポイントとなる具のワンタンも戻っているようです。

そして仕上げに小袋の液体スープを投入します。

 

出来上がりはこんなビジュアルになりました。

まず思ったことが、麺のお湯の吸い込みがかなり弱いことです。

 

お湯入れ直後の5分前の喫水線とほとんど変わっていません。

麺も沈む麺のようでスープの中で具が泳いでいる感じになりました。

なお、これでもちょっとスープ飲んで減らしています (^_^;)

 

麺はまるで茹でたてのラーメンのような、

モチモチとした食感の真空仕立て麺ということです。

 

麺は油揚げ麺ということですが、

ビジュアルも食感も油揚げ麺って感じがしませんね。

ほんとに麺にこだわって苦労して作り上げた麺って感じが伝わります。

 

麺はややふとめで弱いちぢれが入っています。

麺の表面はとてもなめらかでつるつるしていて艶があります。

仕上がりはやや柔らかめなので5分より短めでもOKかも?

 

たしかにその麺は「茹でたて感」を感じますね!

でも「焼そばモッチッチ」とはかなり食感が違います。

麺はかなり多加水でとてもジューシーな仕上がりになります。

でも「焼そばモッチッチ」ほどのもちもち感はないかな?

 

あとつるつる食感のためかスープの絡みはやや悪い気がします。

また麺の油っ気が極端に少ないのでやや淡白な味わい。

もうちょっとスープを取り込んでほしかったかなと感じました。

そのおかげか、カロリーはかなり少なめになっています。

 

麺量はそんなに多くない55gとなっています。

カロリー低めでボリュームも控えめはやはり女性層向けの雰囲気ですね。

 

スープは国産の鰹だしをベースに、

チキンの旨みとキレのある醤油の旨みを加え、

オニオンやジンジャーなどの香味野菜を利かせた醤油スープ。

鰹節の風味がふわりと香る美味しさということです。

 

スープはかなり和風な雰囲気が特長のスープです。

スープの味わいもあっさりでやさしいですね。

 

「焼そばモッチッチ」も最初の商品のソースは

「香る、だし風味ソース」であっさり和風感ある焼そばだったので

このラーメン版のスープも同じようなだし感を楽しむスープになっています。

 

スープのメインは鰹だしの風味ですね。

そして一応醤油味ではありますが、それもかなり弱めです。

よってスープの色合いもかなり薄い色になっています。

 

そしてそこにチキンなどの油脂感、オイルの旨味がほんのり。

この動物性の旨味はおもに添付の液体スープが担っています。

オイル感はその小袋の液体スープにかなり含まれているので

特に食べはじめのうちはそこそこオイリーと言えますね。

 

またスパイシー感はほとんど感じられません。

というかこのスープに胡椒とかは合わない気がしました。

 

それにしても最近には珍しいかなりあっさり薄めの味のスープです。

最初はちょっと物足りないくらいに感じますが、

案外これくらいの薄さのスープが後半旨味を感じますね!

なんかクセになるようなスープと言えるでしょう。

 

塩分量は塩分カットの機能型カップ麺くらいの3.5gとなっていて

これなら比較的安心してスープも味わえます。

こういうあっさり系の方向性も女性層向けを意識したものと言えるかもです。

 

具は食べごたえのあるワンタン、メンマ、ねぎの組み合わせです。

 

ワンタンは自分が買ったものは大きめのものが3個。

そしてワンタンの皮の破片が少々入っていました。

 

ワンタンは少ないけれど餡も入っています。

ワンタンのサイズはかなり大きめで食べごたえがあります。

食感はつるつるで美味しいですが、餡の味はそんなにわかりません。

 

今回の製品は麺が下に沈むので、

お湯入れ後、浮いた麺の上にワンタンが乗っかってしまって、

ワンタンが戻らないということがなく、

とくに湯戻し途中にワンタンのケアをしなくてもしっかり戻りました。

 

メンマは厚みはないものの、大きめカットのサイズで存在感あります。

またメンマはたくさん入っていましたのでとても食べごたえありました。

ねぎはそんなにたくさん入っていません。

あとねぎは色味があまりよくなかったのが気になりました。

 

 

というわけで、なかなかおもしろい商品でした。

エースコックのこの価格帯のタテ型カップって、

やや安い価格帯の「飲み干す一杯」くらいがメインの品揃えなので、

日清のカップヌードル、マルちゃんのQTTA、サンヨーの和ラーに

匹敵するようなエースコックのタテ型カップの代表的商品を

このモッチッチによって目指しているのかもしれません。

 

その中でも焼そばに続いてしっかり女性層・熟年層需要が

ターゲットになっているのが明確にわかる内容になっていて、

その部分が他社のタテ型カップと差別化を図れる製品かと思います。

 

反面、この商品は特性上、若い人には向かない製品と思われます。

ボリュームが少なく、かつスープの味もあっさりに振った味わい。

なので若い人には物足りない製品と感じられるでしょう。

 


ごちそうさまでした。
そして今日も読んでいただきありがとうございました。

 



●自分的評価 19281●(個人的評価なのでよろしくお願いします・★5個で満点)
製品スタイル:タテ型レギュラーカップ・サブオールインワンタイプ
麺  ★★★★☆(油揚げ麺とは思えない食感、茹でたての雰囲気あるつるつる麺)
味  ★★★☆☆(和風感ある鰹だしのあっさり醤油スープ)
具  ★★★★☆(ワンタンは大きくてつるつる、メンマもたっぷり)
総合 ★★★☆☆(女性層・熟年層向けにターゲットを絞っている)

カロリー ★★★★☆ 290kcal

辛さレベル ☆☆☆☆☆(無辛)

内容量 69g (麺量 55g)
食べる前の空腹度 ☆☆☆ (★3で満腹状態)
お湯の目安量  320ml (無駄なお湯沸かしによる水光費の無駄を減らしましょう)


(表示関係・作り方など)

 

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