4/8発売 エースコック
「でびっと監修 鶏とん塩ラーメン」
 取得価格 108円(近所のスーパー) (税込116円)
 メーカー希望価格 180円(税抜)

 

 

本日の紹介製品はエースコックの
「でびっと監修 鶏とん塩ラーメン」です。
「でびっと」ってあのデビット伊東さんのお店なんですね!


この製品はラーメン激戦区東京品川の名店
「でびっと」監修の一杯ということです!

今回はこの「鶏とん塩」とともに「煮干し醤油ラーメン」も
同時発売で2製品での登場となっています。
今回は「鶏とん塩」味のほうをいただきましたので
レポートさせていただきます。


ラーメン店「でびっと」は2000年に人気テレビ番組の企画から誕生。
俳優業のかたわら、日夜ラーメン研究を重ねる
デビット伊東氏が店主を務める人気ラーメン店ということです。


そして製品は2000年創業当時の人気メニュー「三位味」を
イメージした鶏・豚・野菜の旨みを合わせた味を再現、
そのメニューの「鶏とん塩ラーメン」をカップ麺で再現した商品ということです。

なお中延本店限定でカップ麺のモデルとなる
「鶏トンラーメン」メニューが品揃えされているようです。


製品スタイルは今回は2品とも
お店コラボの製品なのですが
珍しくレギュラーサイズカップとなっています。

最近のお店コラボのカップ麺はタテ型の場合は
ほとんどタテ型BIGカップですが、
レギュラーカップとはとても珍しい気がします。
スーパーの販売価格も税抜き108円と廉価でした。

フタを開ければエースコックらしく中には
粉末スープまみれの小袋が入っていました。
小袋は調味油となっています。


カップ内はこんな感じになっています。
麺はやや太めですね~。
粉末スープは塩味系のスープなのでしょうか?少なめ。
具もあまり入っていませんね。

この製品はお店コラボでレギュラーサイズカップで珍しいのですが、
上で書いたように価格も希望価格180円ですが販売価格は108円と
廉価版カップのようなリーズナブルな価格です。

製品的にはエースコックなのであの廉価版の名作、
「飲み干す一杯」みたいな位置づけの商品になっています。


麺・具材の調理時間は3分となっています。
湯戻しが完了したら、添付の調味油を投入します。
この調味油、けっこうな量が入っています。


軽くかき混ぜて出来上がりです。
出来上がりビジュアルはこんな感じになります。

あ~、やはり具は少ないですね・・・。
まぁ、実売価格が安いのでこれでも許容範囲ですが。


麺は適度な弾力と滑らかさを併せ持った丸刃の麺。
適度な味付けを施し、スープと相性の良い麺ということです。

麺は中太の油揚げ麺となっています。
表面にぬめりのあるのどごしのいい麺となっています。
麺は中太ですが、柔らかめの食感で、
噛むとちょっともちっとした歯ごたえの麺です。

麺にそんなにこだわりを持ったものではない感じですが、
それでもそこそこのクオリティの麺で悪くないです。
でも塩ベースのスープとの相性はややビミョーかもしれません。
こういうスープなら細ストレート麺がよかったかもです。

麺量は少なめの50gとなっています。
商品的にボリュームはそんなにありません。
どちらかというとスープを楽しむ製品という感じです。

 


スープはチキンとポークの旨みをしっかりと利かせた
濃厚な白湯スープとのことです。

鰹の風味を加えることで、
最後まで美味しく食べれるスープになっているということです。


スープは見た目からかなりオイルが多くギトギト系・・・。
そしてビジュアルよりもさらに実際は重たい味です。
とくに前半はかなり調味油で脂ギッシュでパワフルです。

調味油がポークメインの成分になっているので、
いわゆる鶏白湯の塩味スープとはぜんぜん違います。
あっさり系とももちろん程遠いスープですね。

やはり調味油の豚脂が味に重厚さの演出をしています。
調味油の量が多いのでなおさらそう感じました。

前半は表面に浮いた調味油のパワーがとても強いのですが、
中盤以降はそのパワフルさもややマシになり、
スープの別の旨みが顔を出します。

たしかに最後までポーク感が強いのですが、
鶏の旨味や仕込まれている鰹の風味が顔を出します。
その3つの味が合わさる感じがしっかり当時のメニューの
「三位味」を再現しているようにも感じられました。

とはいうもののやはりスープはポークで重たいです。
自分は後半ちょっと重くて飽きる感じになりました。


具は風味の良いごま、玉ねぎ、食感の良い大豆そぼろ、
色調の良いねぎの組み合わせということです。

具は画像のとおり、細かい具材ばかりとなっています。
ましてや鶏そぼろと思った肉具材がなんと、
大豆そぼろという植物性のなんちゃって肉具材です。

まぁ、今回はスープが強かったので、
大豆の肉様具材でもスープ吸って
そこそこ美味しかったのですが、
ちゅっと物足りなさは否めませんでした。

具で活躍していたのは自分の好きな玉ねぎ具材。
玉ねぎ具材はどうしても沈んでしまうので、
おもに後半のお楽しみになりますが、
シャキシャキしたその食感はスープともよくマッチしていました。

具はちょっとさみしいのですが、
実売価格から考慮したらこんなものかなとも思います。


というわけで、実際のお店のメニューの味は存じませんが、
「でびっと」さんの「鶏トンラーメン」らしさが感じられる製品かと思います。

しかしお店のメニューはしっかりチャーシューもイン、
味玉や三つ葉入りでとても豪華な感じの一品になっています。

これはノンフライ麺の本格的なカップ麺で食べたかった気もしました。
なぜ今回はこんな製品スタイル、実売価格の商品になったのでしょう?
ちょっと謎な気分です。


ごちそうさまでした。
そして今日も読んでいただきありがとうございました。


●自分的評価 19101●(個人的評価なのでよろしくお願いします・★5個で満点)
製品スタイル:タテ型レギュラーカップ・サブオールインワンタイプ
麺  ★★★☆☆ (中太のなめらか食感の油揚げ麺、もちっと食感)
味  ★★★☆☆ (濃厚な塩スープ、鶏よりも豚の旨みがメイン)
具  ★★☆☆☆ (なんちゃって大豆肉ですが、玉ねぎ具材は美味しい)
総合 ★★★☆☆
カロリー ★★★★☆ 281kcal
内容量 63g (麺量 50g)
食べる前の空腹度 ★★☆ (★3で満腹状態)
お湯の目安量  290ml (無駄なお湯沸かしによる水光費の無駄を減らしましょう)


 



(作り方)

 

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