3月11日
コロナ過での卒業式で着付けを依頼された。
昨年は、専門学校・大学が卒業式を執り行わないことを決めたおかげでいただいていた予約がキャンセルになった。
すごく悲しかった
悲しかったのは、楽しみにしていたその日をあきらめなくていけなかった学生のみなさんに…
着物を着せてあげることができなかったことよりも
笑顔を失って、お着物を引き取りに来る姿が苦しかった。
「仕方ないですよね」
そんな一言で寂しい笑顔を向けた姿がいまでも目に焼き付いていて離れない
あれから1年たって
何か変わったことはなかっただろうか
ありがたいことに仕事にも大した支障はなく
もちろんご来店を言避けるようになった方も少なくないとは思うけど
ご新規のお客さまも少なくない
そして1年たって
卒業式のお手伝いができる
今回は計5組
初日の今日は、初めての先生の着付け
卒業生を送り出す先生が袴ではなく、訪問着で送り出したいとのこと
通常、訪問着は二重太鼓を結んであげるんだけど、絶対に生徒に飲み屋のママっていわれるから…
と、急遽変わり太鼓結び
うひゃ~
事前の欲しかったその情報
打合せもメールだったし、たぶんお客さまのほうもどの情報を提供するのがいいのかってわかったいないよなぁっていうことを実感。
卒業生ならいいけど…
打合せの大切さを身に沁みました。
対応できたからいいけど、笑顔で焦っているあたしを想像してください。
かなり笑えます(笑)
そしてこれから二組目
専門学校の卒業式です。
七五三からお支度させていただいてるお嬢さんです
感無量で半べそにならないようにしないとな
さて…
お迎えの準備にかかろうかな
Fin