ありがと…また、ね | 病は気から***元気が一番

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5日前に突然やってきた訃報。

 

彼らのサッカー人生のほとんどにかかわってくれた友だちのパパさん。

まだ5歳だった長男は、小さな体で少し大きなボールを追いかけていた。

疲れて試合の後は車の中で寝てしまうことが多かった。

 

お姫様抱っこで下ろしてもらうことが定番だった。

少し背の高いパパさんは、ひょいっと長男を抱き上げて連れてきてくれた。

照れくさそうに不器用な笑顔で笑うパパさんだった。

 

パパコーチという位置づけがチームに定着してからは、毎週末にグランドにやってきて子どもたちと一緒に真っ黒になるまで練習に付き合ってくれた。

夏の合宿にも仕事をやりくりして、家庭を顧みず(言い過ぎかなww)参加してくれた。

少し離れた場所から全体を見ることができるパパさん。

あたしは2歳上の彼がおにぃちゃんのように感じていた。

いろんな場面で慰めてくれた(笑)

 

長男が卒団して、次男がチームに残り…

パパさんは同じカテゴリーの監督になっていた。

LL時代は、自分に自分に自信が持てなくてメンタル弱い次男がAチームになれずにいた時期にBチームの監督として次男をキャプテンにしてくれた。

 

チームをまとめることの大切さ

本当の強さ

そして何よりも…

 

 

あきらめない心を教えてくれた監督だった。

 

あきらめの悪い子…これはあたしが子どもたちに望むこと。

監督になったパパさんが、次男に残してくれた大切な言葉。

 

あれから年月が過ぎて

病に倒れ

必死に戦い

 

 

そして…

 

 

 

 

旅立った

 

 

 

 

 

ダンナさんと次男を連れて

最後のお別れにでかけた。

 

横浜サッカークラブつばさは、たくさんのサッカー大好きな少年たちを育ててきた。

たくさんのサッカー好きな少年を応援し続けた監督コーチがいる。

 

そんな仲間たちが

パパさんの旅たちに来てくれた。

たくさん…

たくさん…

 

送りだし会でもこんなに集まらないよね。

それは、まるで同窓会のように…

 

月並みだけど

笑って送り出そうよね

 

新幹線で駆け付けた24thの仲間

車いすの母を連れてやってきた29thの仲間

 

繋がってる気がした。

 

今日は葬儀だった。

通夜に行くことができなかった長男が一人で」参列した。

 

「おかぁ、ここ汚しちゃった。ごめん(笑)」

 

「え~~、おろしたての礼服なのになぁ。何をこぼしてきたの」

 

「涙」

 

照れくさそうに礼服を脱いだ。

そして、トレーニングウェアに着替えて、グランドへと向かった。

自分たちを育ててくれたグランドで、今は子どもたちの指導をする。

 

たくさんのいい出会いをしておいで…。

 

ありがと

 

 

また、ね

 

 

Fin