こんな夜中だけど、ほんの少し自分だけの時間を作ることができたことへの感謝
今日は、以前にたぁくんが『タナ障害』の手術をした病院へ行き、MRI検査を受け、今後の治療を考える…とのこと。
末っ子のちゃあくんは
高校に入学してすぐから、左ヒザを故障して…
今もなお痛みと闘いながらサッカーを続けている。
医者の見解はさまざま
誰を信じていいのかわからない。
いろんな整形外科を受診して
そのたびに同じ痛みなのに
タナ障害と言われたり
内側側副靭帯損傷と言われたり
成長痛の一つと言われたり
今日はMRIの結果を踏まえて
【前十字靭帯損傷】って言われた
同じケガで同じ症状なのにね
もう笑うしかない
誰を信じていいのか
誰が本当にちゃあくんの痛みを和らげる術を知っているのか
「まずはリハビリで、どこまで可動域が広がって、膝が伸ばせるか…
7日間トレーニングしてみましょう。オペするかどうかは、その後でもいいかと思います」
不信感を感じてる医者の見解だった。
『あの先生は患者との距離を保っているんだね』
あまりにも不安がってる母を支えるかの如く、たぁくんが付き添ってくれた。
MRIの画像も穴が開くほど見ていた。
リハビリ室に案内されて、後ろからついてくるたぁくん。
ほどなくして、ちゃあくんは呼ばれた
『あの理学療法士の先生は、たぁの時にお世話になった先生だね』
そんなことをつぶやいたたぁくんが、続けて言った。
『ちゃあの骨盤のことを聞いてみるといいよ』
長いこと痛みをごまかして生活してきたちゃあくんは、立ち姿勢が真っすぐではない。
歩き方も外に力が逃げてる感じがする。
そのせいで体幹も弱い。
今のちゃあくんに大事なのは、
体幹をつけること。
力を集めること。
そして、関節の柔らかさ。
もっと欲かくなら筋肉の緊張をとること
どれもこれも
あたしが教えることができることばかりなんだけど、親の言うことは素直に聞くことができないお年頃。
でも絶対に、あたしがボディメイクできる。
そうしたら、ケガしない身体を作ることができるのに…
歯がゆい
『先生!ちゃあくんに、真っすぐに立った時の姿勢を身体に叩き込んでください。すべての基本はそこからです』
これは、5年ほど前にスポーツ医科学センターで理学療法士の先生に教えてもらったこと。
自分は姿勢がいいと思っていたけど、本当の真っすぐな姿勢を身体に叩き込んでみたら、あの時の自分は確かに猫背だった。
正しく立つと、腹筋も背筋も自然にトレーニングされる。
知らないうちに使ってる。
ケガを直すことも大事だけど
ケガをしない身体づくりの方が実は大事なことかもしれない。
リハビリは
地味で痛いトレーニングばかり
でも、それが一番大事なトレーニングなんだよ
辛いことから逃げないで、リハビリをしっかりとこなしたらそれをちゃんと覚えて、死ぬまで同じトレーニングをしないと、身体は若く戻ることはないんだから。
これは誰もが同じこと。
みな、毎日老いていく。
だから、続けることが大事なこと


