いろんなことがあって、お店の隣を手に入れたいと思ってました。
生まれ育った場所
両親が守ってきたもの
それでも、その場所は人のもの
売ってくれないなら仕方ない
誰かほかの人が借りたとしても仕方ない
仕方ない…のかなぁ
お隣さんが着々と工事をしてるのを、少し寂しい気持ちで見てました。
目が合っても心から笑いかけてあげることができなかった。
外国の方だから
差別的な感じに受けられてしまったかもしれない。
「カットいくら~?」
少しチャラい感じのパキスタン人が聞く
「普通のとこやと、どう違うの?」
普通のとこやなんですけど…
駅前の格安とこやが普通のとこやなんだっていうから、全力で撤回した。
んなわけない!
そして翌日
彼はお店にやってきた
「カットしてよ」
いいけど…?
「日本語上手ですね?」
「そう? あなたも日本語上手よ。どこで習ったの~?」
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