平成28年4月24日(日)
先週流れた試合が行われる山内中学校に3回目の訪問。
雨のために練習が流れたたぁくんも一緒に応援に行けることになった。
腰を痛めてる母に代わって、運転してくれる。
バイクの免許を取りにいってるせいもあってか以前よりも運転が落ち着いている。
小雨が降る。
膝と、足の親指に故障を抱えてるちゃあくんが心配だ。
本来なら、試合に出てはいけない。
でもちゃあくんは、痛くないと言い張って主治医は承知の上で、試合に出場することを受け止めてくれた。
「行ってこい!その代り、試合が終わったら、言うことを聞いてもらうぞ」
前半は、パスも回らない。ボールも支配される。
なかなか攻めきれない。
応援に力が入る。
そうこうしてる間に、まさかのオウンゴール
やってしまった
勝たなきゃいけない試合でまさかの失点。
オウンゴールかぁ。
いや、まだまだ。これからだ。
前半が終わってハーフタイム。ベンチで何を話してるんだろうか。
思い思いの方向を向いてる気がするけど、ちゃんと後半につながる話ができてるのかなぁ。
後半が始まると、前半と違うポジション。
ちゃあくんは、右ハーフに上がった。
動きがかわった。
そう、ちゃあくんはMFがいいと思う。
もっと走らせるべきだ。
そして試合が動いた。
同点ゴール。
でもまだまだ。振り出しになっただけ。うちは勝たないと。
1点差でいい。勝ち点3が欲しい。
引き分けは負けを意味する。気持ちで…
集中し続けて…
応援に力が入る。
お願い…どうか、あの子たちに笑顔を…
うおぉぉぉ~
え?何が起きたの?
「逆転したよ。でもまだ!最後まで攻めないと」
そう、攻撃が最大の防御。守りに入ったら負ける。攻め続けて!
長かったなぁ。逆転してからの時間。もうそろそろホイッスル吹いてもいいんじゃない?
まだ?
もう終わればいいのにね。
もう、いいよぉ
ピッピッピ~
終わった。勝った~。
一緒に応援していたママたちと泣き笑いした。
ハイタッチして、笑いながら泣いた。
痛みをこらえて、走り続けたちゃあくん。
「よし、帰ってきたらアイス買ってあげよう」
「neneさん、最後の応援はいつもアイス買ってあげるからって言いますよ。ちゃあ先輩はアイス好きですか」
「そーかなぁ、でもちゃあくんはアイス好きだよ」
帰宅したちゃあくんがおねだりしたのは、アイスではなくマクドナルドだった
トーナメントが楽しみだ