悲しいとき | 病は気から***元気が一番

病は気から***元気が一番

じぶんの背中に責任を持てる人になりたい。
なりたい自分になるための努力!

空を見上げてほら、深呼吸***勝手に笑顔になれるでしょっ
空と太陽と風と…大好きな自然を感じてのんびり生きてこっ

頑張れって、人にかける言葉じゃなくて自分自身にいう言葉なんだと、この前見た映画の中で、心に残ったセリフ。

がんばれ、あたしガッツ

毎日、そう言いながら仕事してる。
大きく深呼吸しながら、パワーもらって。

でもね、時々頑張れなくなるそうな、いいようのない感情が押し寄せてくる。

今よりもずーっと昔
仕事を初めて、インターンでいた頃の話。

既にあたしは理容師免許をもっていた。
高校生の頃に、通信でダブルスクールしていたからね。

でも傲ることなかれ、と謙虚に仕事した。

先輩たちは次から次から、シャンプーを送りこんでくる。
ようやく時間が空いても、パーマのロッドやタオルの洗濯。

苛酷なまでに、手はいつも水浸し泣

お手入れなんてしてる暇ないから、人さまの前に出せる代物ではない。

当時は東急東横線で通っていたんだけど、吊革につかまることもできない。
恥ずかしくて…
悲しくて…

同世代の女の子は着飾ってキレイなのに、あたしは…ね。
羨ましかったなぁ、大学生。
楽しそうに談笑しながら、最寄駅まで歩く姿をみて、歯を食いしばっていたっけ。

隠そうとして手袋をしようも、ささくれてるとこに繊維が触れるだけで激痛。
それでも翌日は同じような仕事の繰り返し。
まだ20歳にもなってない女の子だったから、非常につらかったんだろうな。
今じゃ、まるで他人事笑

で、同じようなことが現在起きてることに気がついた。


両親が仕事から少しずつ離れて、妹と二人で頑張っていこうと決めた。
自発的に、生き残るための術を取り入れて試行錯誤。
気がつかない裏の部分で脳みそがフル稼働中GO

ふと、手を見た。

次々にやってくるヘアカラや白髪ぼかしのシャンプーで、あたしの爪は黒くなってきていた。
おまけに貧血なものだから、スプーン爪。
お顔そりエステをするから、伸ばすこともマニュキアやネイルをすることもできない。

「あ、neneさん。仕事頑張ってるんですねアゲアゲ↑↑ 」って指先を見て言われることが多くなった。
誇らしいことなのかもしれないけど…
色ついてる指先を見つめると、ほんの少しだけ悲しい気分になる。
インターンの頃と同じように、人前に手を出すことを躊躇してしまう。

一度染まると、なかなか落ちないんだよね汗

これじゃ、デートもできやしない笑

おしまい 泣