病院の窓を眺めながら思う父が入院してから四日目の朝を迎えた。緊急を要する危険性がなくなり、一安心なのだけど、そーしたら原因追究をしなくてはならなくなった。小さくなった父あたしたちを育ててくれたしわしわの手。ずっと忘れかけていたことを、父の顔を見て思い出した。パパ、大好きだよ