「おねーちゃん!でてくれる~?」
妹がお店から叫ぶ
へぇへぇ、またややこしいことが起きたんだね。
だいたいね、ちょっとやんちゃそうな人や、外国の方、正確に問題がありそうな方は、必ずあたしのとこに来るんだ
慣れたけどね~
今回のはけっこう困った…かも。
身体が不自由なうえに、言葉も…
手話使う?
筆談にする?
え?
けっこう急ぎな感じがするけど
えーい!
真剣に取り組もう
まぁ、簡単にいえばトイレを貸してほしいってことだった。
それもかなり早急に…
長い時間が過ぎた。
仕方ない。
不自由な身体で、けっこうヤバそうな感じでトイレへ なのだから。
長い
待つのが苦痛になってきた。
でも、放置できない。
だって、通りすがりの他人をあたしの家に上げてるんだもん。
まだかなぁ…おーい、手伝えること…ないよなぁ
ようやく出てきたその方は、あれ?
ズボンはどこに?
「大丈夫でしたか?」
「*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ 」
宇宙の言葉のよう(☆。☆)
…大丈夫じゃなさそうだ。
どーしよう。
だいたい、この人は誰だ?
どっからやってきたんだろう。
この先、あたしはどーしたらいい?
「*☆*:;;;:*☆*:;;;: ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 」
ん~~、わかんないっ
諦めた。
時間をかけてじっくりと向き合おう。
きっと解決策があるはず
でもなんで、あたしが…?
まぁ、簡単にいえば、緊急事態で困っていた。
で、やりたいことが上手にできなくて、今も困ってる。
で、郵便局でお金をおろしたいけどできない。
そらぁ~、困るよね。
でもね、あたしも困ってるんだよぉ
どーしろと