お風呂を出たとたんに隣の部屋から心地のいい風が吹いてる。
ん?
これはまさか…
yunちゃん、気分よくエアコンのスイッチを

o(`ω´*)oオイッ!
早すぎないか?
窓を開けると、気持ちのいい風が入ってくるよ。
「だって、うるさくてテレビが見れないじゃん?」
たしかに、ね。でもね節約も大事よ。
無駄な電気代を払うために、あたしたちってば働いてないじゃない?
お金はね、有意義に使わないと。
さて、今日は運動会が多かったね。
真っ黒に日焼けして帰ってきたのは、運動会組ばかりではない。
わが家の男の子たち
一日中、サッカーしてきてるから、首回りが…笑えるくらいに真っ黒。
このままでは、夏に海にいけないね。
そして、サッカー応援ママを引退したあたしは、完全に太陽シャットアウトな生活。
…のはずが、ちゃあくんの学校は恵まれてるので、毎週他校をご招待して、TRMを組むことができるのだ。
なので、年間試合数に恵まれてる。
今日も、新羽中学校ともえぎ野中学校を招待してTRM
新羽にはちゃあくんの仲良かった友達がいる。
その子のパパさんと一緒にTRMの話で盛り上がった。
もともと都合がつけば、お水の差し入れを考えていたから、母に頼んで行かせてもらった。
わが家の子どもたちは、人以上に水分を給水しないといけない。
なのに、今日は朝から出身小学校の運動会に行き、その後に部活…ぜったいに足りてない。
早くいかないと…ヤバいことになる。
ってか、もう遅い?
とりあえず、大きめのボトルに氷をかいていれた。
水をたっぷりといれて、車で3分


線審をやっていたので、届けることもできずに試合を観戦すること15分…トボトボとやってきた。
「今日は3回目だよ」
誰も交代してくれないんだって。仕方ないよ。やっとけ!
そうやって試合をじっくり見ることができるっていう解釈したら、嫌なことも楽しいって思える。
そー!
ポジティブに考えよう!
「冷たい氷の差し入れだよ」
「助かった!もうなかったんだ。買おうと思っても、つぎつぎとやることが出て…買いにもいけない」
ふんふん。そりゃよかった。役に立ったね。
「ちゃあー!試合に出れるか?」
先輩からの声掛けがあり、急きょ試合に出してもらえることになった。
先日行われた港北区選抜メンバー選考会で、ちゃあはDFのポジションで選ばれた

すごい!

中体連からでも上をめざすチャンスがある。
その時の様子を見ていて、ちゃあくんにあって、たぁくんに足りなかったものが見えてきた気がする。
もちろん、ハングリー精神はたぁくんの方が数段あったけど、だから気負ってしまうんだ。
ちゃあくんの試合内容を見ていたら、いつもと変わらずにサッカーをしてる姿。
楽しそう、上手な人たちとサッカーができるんだぁ

ただそれだけ…

本当にいつもと何も変わらない。
セレクションだっていうのに、緊張もしていないし、猛アピールをしなくちゃって言う気持ちも無い

「だって、ちゃあは上手くないもん


これがちゃあの口癖
そんなことはない、もっと自信をつけてやればいいのにって思っていたけど、今回はそれがよかった。
自分は上手じゃないってこと、素直に認めてるから変な気持ちも起きない。
だから、いつものサッカーをしなくちゃ、いつものようにやれば大丈夫…なんてこともさらさら考えてない。
ただ、ボールを追う
はしる、はしる、はしる
大きな相手と競る
とぶ、とぶ、とぶ
選考会の前の日にたぁくんから、ちゃあに声をかけて欲しかったのに、彼はしてくれなかった。
何も言うことはないって突き放された。
だから、ちゃあは普通にサッカーができた
こんな簡単なことだった。
サッカーをやればいい…それがいい結果を導いたんだ。
だからこれからもきっと何も言わないと思う。
ただね、合格の知らせを聞いたたぁくんは、自分がフットサルの練習中なのに、休憩時間を使ってLINEに載せてた。
「弟が区選抜に合格

目がしらが熱くなったよ。
男兄弟って…こんな感じなんだね。
自分ができなかったこと、弟がやってくれた事を本気で喜ぶ

でも本人には伝えない。
カッコいいじゃん

こんな二人を見ていけるあたしは幸せな母だって実感

この子たちの母であることを誇りに思う。
ありがとう。
真っ黒になって帰ってくるたぁくん、ちゃあくん

今日も一日、お疲れさまでした


