おー、今日は終わってしまう。
今日は今日でいろんなことがあったなぁ
「おねーちゃん

笑顔の妹

怖い…この子の笑顔ほど怖い物はないかもしれない

「なんだ?」
「話したいことがあるんだ」
やだ…ちょっとそう思った。
でもあたしはおねーちゃんなので、笑顔で対応

「あのね。あたし頑張るの

バッターン!。。☆ヽ(o_ _)oゴン☆ ますますわかんないけど
「そっか、がんばれ!」
「ちがーうっ。頑張るのっ

んー。これって40過ぎた姉妹の会話ではない気がするんだけど…
なんとなくわかってるのに、本題に入ることが怖くてわざとそらしてみる。
妹が頑張りたいのはバイトじゃなくて、自分の仕事

あたしを見ていてすごく悲しくなったんだって

そかそか、自分の行く末を重ねたんだね。
ゴメン、幸せそうに見えなかったのか

違うよ、neneが眩しかったんだよ。
自分にない物を持っていて、あたしにはあんなふうになれない

あんなふうに輝けない

ダメじゃん、自分って思っちゃって

それにね、neneは最近寂しい顔をしてるって思ってさ…驕ってるかも知れないけど、それってあたしがバイトに行きたいって言ってからの気がするんだ。
離れるのが寂しいのかなって思ったり、あたしはさ、neneにあっけなく簡単に【やってみれないいじゃん】って言われて何だか不思議とすごく寂しかった。
少しでもいいから「え~?」って言ってくれないことがさ。
ポイって突き放された気がして…あたしのことつき放さないでよ

うん。
確かに離れること不安だったよ
でも、アナタが決めたことを尊重したかったのも本音だよ。
だから全然平気っていう顔をしないと、アナタはneneから離れることができないって思ったしね。
そーいえばママが言っていたよね
前世では二人は1人の人間だったんだろうねって。
それは本当にそう思うことがある。
二人で一人
支え合って…っていうのとは違う気がする。
きっと、神さまのいたずらで2個に別れさせられたんだろうね。
アナタがいなくても仕事は大丈夫なんだけど、
大丈夫じゃないことがあるとしたら…心がね、ずっと探してるかもしれない。
妹離れ、なんていう言葉じゃないんだ。
たぶん、ね
本当に二人で一人何だと思う。
だからね、やっぱり一緒に歩いていこう

そんな答えにたどり着きました


