
いままで生きてきて、楽しかったなぁって思うような学年は思いつかなかった。
すごく絞り出して考えた時に、一番思い出す学年は高校2年から3年のときかな。
楽しかった=充実
なんていう公式では当てはまらないけど、あの頃は高校に行きながら、専門学校も同時に通っていたから、ひたすらに学んでいたっけ。
だから、友達と遊ぶってこともすくなく…いや、ほとんどないなぁ

青春時代なのにね(笑)
いまのあたしなら、もう少し器用に生きることができたんだろうけど、あの頃のあたしは自分で言うのもなんですが、非常に純粋に育っていた

好きな人もいたけど、上手に付き合うことはできないなぁって思うと、ただ見てることしかできなくってさ。
そんなことしてるから、告白とかできなくて、そのままあたしの好きな人は友達の彼になっていた。
毎日、気がつかれないように目で追うことしかできない
だから楽しかったなぁって言うよりも忘れることができない時間を過ごすことができた。
男の子も女の子も、それなりにすごく仲良くてね。
修学旅行も男女混じっての自由行動だったなぁ。
友達のおかぁさんが亡くなった時に、すごく大勢でお通夜にいったりした。
その時にも、その好きな男の子のそばにいたくてわざとお焼香する順番を合わせようと努力したんだけど、彼女のそばに行っちゃって

その時は、その当たり前のことが、寂しくて
もう、二度と近づくのは止めようって決心した。
あれから、ずいぶんの年月がたってしまった

容姿も変わって、みんなちゃんと大人になってるよね。
逢いたいなぁ。
どんな人生を送ってるんだろう。
当たり前だけど、みんなそれぞれにパートナーいるんだろうな
心から笑えてるのかなぁ…あの頃のように
無邪気だった、無敵だったあの頃のように…ね
やっぱ
たのしかったなぁ
