ジンが病気になっちゃった。
過去に
十字靱帯損傷で左右の膝
停留睾丸・去勢手術
誤飲による除去手術を今年の5月に受けたばかり
そのたびに家族は支えあいながらジンの為に頑張った
その頑張りは、ジンに笑顔を向けることができるために支えあうものだった
今回、その頑張りができるか…
あたしはできる!
そう思っていた
なのに、あいつ
2階にあがったあたしの顔をいつまでもペロペロって
絶対に顔は舐めさせなかったのに
化粧品ついてるからダメだよって言い聞かせていたのに
なんでだよぉ
なんで…
顔をなめるんだよぉ
見透かされてるぢゃん
ジンに慰められてる
ぼく、大丈夫だよっ
そばにいてくれるよね、ぼくの方を見ててくれるよね?
そう言ってるように聞こえてくる。
ジン
いるよ
みんな、そばにいるよ
だってジンが家に来た日から
約束したじゃない?
力いっぱいに守るからねって
でもね、なんでかなぁ
今回は涙が止まらない。
だってさ、怪我じゃないんだもん。
怖いよ
ジンの温かさに触れていたいよ