朝の8時半に病院に到着
面会室で術衣に着替えたたぁくんと面会したけど、落ち着かないたぁくんには何も話しかけることもできずに時間だけがいたずらに過ぎていく
気合いを入れることも、元気になる言葉をかけることもなくその時を待っていた。
「おかぁさん」
たぁくんから話しかけてきて ちょっとうれしくって
「ん?なに?」
「ドミノ倒しを作ろう!」
何故に???
積み木で床にドミノを作ってました。
まぁ…いいか。
9時になり 看護師さんが迎えに来てエレベーターの前でお別れ
「いってらっしゃい。ここで待ってるからね」
長かった
1分が1時間に感じた
今年の夏に祈祷してもらったお守りをしっかりと握りしめて ポケベルのなるのを待っていた
11時…
12時…
なかなかベルはならない
エレベーターの前にはたぁくんのベットは用意されてるのに何の動きも感じない
13時20分 手術を終えた主治医がやってきて説明を受けた。
無事に骨の融合ができた(銅線を入れるときの剥離した骨が割れたら除去と言われていたから)
まだ、元気だったんだね。たぁくんの骨。
割れていた隙間も見事に埋まって、しっかりとした骨が出来上がったように見える。
何度も何度も頭を下げた
わが子の手術がこんなにも苦しいものだってこと知らなかった。
父の3度の手術
自身の手術
でも一番つらくて長かったのは たぁくんの手術だった。
説明から待つこと20分くらいしたら看護師さんが動き始めた
「迎えに行ってきますね~~」
エレベーターの前から出てきたベットの中のたぁくんの頬には涙のあとが残っていました。
痛いよね?
頑張ったね。本当の戦いはこれからなんだけど
ひとまずはお疲れ様