伝統の【6】 | 病は気から***元気が一番

病は気から***元気が一番

じぶんの背中に責任を持てる人になりたい。
なりたい自分になるための努力!

空を見上げてほら、深呼吸***勝手に笑顔になれるでしょっ
空と太陽と風と…大好きな自然を感じてのんびり生きてこっ

クラブより新しいユニフォームが出来上がり、背番号を頂きました。

たぁくんは練習に参加もでていないし、背番号でサッカーをするわけではないから…そう言って慰めるつもりでいました。

なのに

頂いた番号は【6】

つばさで最後に背負った背番号も同じ

変わらずに頑張りましょうってことなのかもしれないけど、そんなことをクラブが知ってるはずもなく。

ひとケタの背番号を頂くことができ、ものすごく恐縮していたところに電話が鳴り出ると先輩@クラブのトップスタッフ

「たぁくんね、ユニフォームをもらってきたよ」

「そうか、何番だった?」

「…6」

「え??本当に??」

「うん。なんで?」

言いにくそうに口を開けた先輩

「たぁくんには絶対に言うなよ。うちの6番って歴代キャプテンがつける番号で、ほかのチームでは10番をつけるんだけど…中盤でゲームを組み立てる司令塔が背負う番号なんだ。」

そんなに重い番号をたぁくんに??

だけど、たぁくんの性格を熟知してる先輩はこのことを決してたぁくんの耳に入れないようにって何度も念を押した。

でもでも

合宿明けより故障で離脱してるのに…

まだこんなに小柄なのに…

そんなに大事な番号をたぁくんの小さな背中は背負っていくんだ。

申し訳ないのと、そして何よりもたぁくんの伸びしろを見てくださっていたコーチに感謝の気持ちでいっぱい

それは【6】番だからではなく、今までは小さい体でたくさんのハンデを背負っていたたぁくんを同じように見て下さったことに対しての感謝。

その期待にこたえるために、しっかりと故障を直して元気いっぱいにあのグランドを走れる足を作らないとね。


だけど、今年からほかのチームと同じに司令塔は10番になっているかもね。
【6】番伝説は終わってるのかも知れないよ