2000年公開の古い映画ですが、ユーリのベスト10に入るくらいの作品。とは言っても実はすっかり忘れ去っていた映画ですが、ひょんなことから久々に見て、やっぱり!素晴らしい~♪
(画質よくないですがこれしかなくて)
中年の文学部教授のグラディ(マイケル・ダグラス)はかつてデビュー小説が絶賛され注目の作家となったが、その後7年間次作が出せないでスランプ状態。妻には家を出て行かれ、薬物に依存する日々。
いつも暗い教え子のジェームズ(トビー・マグワイア)は希死願望があるのか銃を持っており、ある時はずみでグラディの上司にあたる学部長の愛犬を××してしまうその学部長の妻(フランシス・マクドーマンド!!)は大学の学長なのだが、グラディと恋愛中で(不倫とも言う
)彼の子を身ごもってしまう。
ほかにこちらも切羽詰まっている編集者ロバート・ダウニー・jrなど、名優さんたちみんな絶体絶命のドロドロ状態・・
ところが!
この映画、ラストはすーっと見事に大団円、とは言いすぎかもしれませんがとにかく、ぐっと胸熱くなる素晴らしい作品なのです。満足のラストのその後に流れるテーマ曲がまた素晴らしいです。ボブディラン「Things have changed」
(上に貼ったPVでも流れています♪)
(え~ 今回まだまだ続く長々しい個人的感想記事ですので一番言いたいところは以上で終了いたしましたwありがとうございました。😓)
実は↑この作品は、とある別の映画の毒消しのために見ましたw
以前見た「イニシェリン島の精霊」という映画でちょっと気になった俳優さんが主演の映画を見つけて、それまで知らなかったこのバリー・コーガンは実はやはり実力派の役者なんだ・・と、その主演作品「ソルトバーンSaltburn」を見たのですが。これがもう、史上最悪?のキモ悪映画で😰😱😖
オックスフォード大学に入学したオリヴァー(バリー・コーガン)はそれまで酷い親に悩まされ貧しくつらい日々だったが、大学でも相変わらず孤独だった。しかしある時イケメンで人気者のフェリックスと親しくなり、夏休みに彼の実家に招かれる。
そこは夢のような豪邸で、始めはお互いに戸惑っていたオリヴァーもリッチな家族の面々もやがて打ち解けていく・・。
ホラーです。主人公はサイコパス、策略と嘘で塗り固められている。映像も音楽も強力物凄く嫌な感じしか残りませんでした。
ところがこの映画、上に挙げた「ワンダー・ボーイズ」を思い出させてくれたんですよね。不思議にある意味、設定が似ていて。
人びとのドロドロ。富裕階級のフェリックスの家族も一筋縄ではいかない。主人公の大学生はそれぞれ暗い性格で、しかもふたりとも「息を吐くように噓をつく」のです
が、トビー・マグワイアのほうはとっても素敵
一方バリー・コーガンは、本当に悪の権化としか言いようがない。こんな映画をなぜ作るのだろうとさえ思いました。
バリー・コーガンは実はもうひとつ、今話題のヨルゴス・ランティモス監督(哀れなるものたち)による「聖なる鹿殺し」も見ました。こちらも凄まじいストーリーではありました。バリー・コーガン扮する少年が、夫婦ともに医者である家庭に入り込み、徐々にその家族を・・・たとえば子供達は歩けなくなったり目から血を流したり、そしてさらには・・
ここでも最強の気持ち悪さ。でもこの作品は、個人的には納得というか、まぁ理解したつもりですが。
「ソルトバーンSaltburn」は理解不能。ただただキモいです。そしてそのキモさはすべてバリー・コーガンです。物凄い不快感。リアルでもこの人はきっと絶対アレな人だ😨としか思えないのですが これが演技力なのでしょうか
長々と書いてきましたが、「ソルトバーンSaltburn」を見た後に「ワンダーボーイズ」をそれこそ10年振り位?にふと思い出させてもらったので、そういう意味ではバリーさんに感謝かもw いやほんとに、昔大々好きだったんですよ。DVDを見つけたら絶対購入です
バリー・コーガンは素でも絶対キモイ人と思いつつ、、こんな写真を見たらやっぱりあの異常性は優れた演技力による、と思います。当たり前ですよねw でも本当にキモい人としか思えなかった・・・