中国発の人気SF小説、昨年の「三体Ⅰ」「三体Ⅱ暗黒森林」から続く完結編をようやく読み終わりました。
想像を絶する膨大な世界でした。
こういった小説を読むと、人間の想像力(あるいは創造力)の果てしない凄さに驚かされます。
というか、その元になっている、このリアルの世界、宇宙、この時空、そこに存在している私達の不思議ww
フィクションといっても、かなりの部分は多分、今現在人類が到達している宇宙物理学や量子物理学を踏まえていると思うので、つまりはこの現実世界そのものが気の遠くなるような謎だwwという現実ををひしと突き付けられましたww
もともとは、ファーストコンタクト、つまり別の知的存在との遭遇の話で、遥かに進化した三体文明が地球を狙ってくる、それといかに戦うか、というストーリーだったのですが。
いやその部分も凄かったのですがww 暗黒森林、度肝を抜かれました
絶対に力で敵わない相手に対して、
言ってみれば三年寝太郎的な人物wwが、「暗黒森林理論」でもって攻撃ストップの交渉をしていくという・・・。スゴ~![]()
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でも、この完結編は、それをまたはるかに超えて、もう 言葉がありません![]()
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本当に凄い![]()
「時の外の過去」の序文より抜粋というのが始めのあたりに出てきて、何だろ?謎??だったのですが、
この長大な物語はそこ(時の外)で幕を下ろします。ラストの数十ページ、泣きながら読みましたww もの凄い感動でした![]()
それと、今回ひとつの恋物語が入っていて、これも、思いがけない展開に思わず声をあげて立ち上がってしまった箇所がありましたww![]()
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大泣きユーリwwww
ちなみに、巻末に解説を寄せられた藤井太洋氏は、プロのSF作家なのに、某パルスなんたらの箇所に「声をあげてしまった」そうですよww (ユーリもちらっとは驚いたw)
とにかく想像を絶する面白さです。
実は、どちらかというと、第二部の暗黒森林で一応終わってもいいのでは・・という感じで、一体これ以上何が語られるのだろうかとやや不安でさえあったのですが(がっかりしたくないw)
とんでもない所へ行ってくれました
それ以上は何も言えないです![]()
あと、またちょっと余談になりますがw
英語の本のタイトルは「Death's End」「死の終わり」?
でも日本語訳では「死神永世」シシンエイセイ、翻訳の大森望氏によると死神はいわゆる死に神ではなくて、「死だけが永遠」というような意味合いらしいです。
なお、Netflixで実写版ドラマ化が決定しています!
これ絶対ネタバレ無しで見てほしいです!!