Netflixで見ました。2019年の作品。

 

ハーバード大学を卒業したばかりの新米弁護士ブライアンは、黒人差別が激しいとされるアラバマ州で、人権を守る活動を始める。

そこには数多くの黒人死刑囚がいて、ブライアンが出会ったウォルター被告も、証拠も無く明らかに無罪なのに、死刑判決を受けていた。

ウォルターの冤罪を晴らすべく、ブライアンは立ち上がるが・・・。

 

1980年代の事実を基にした作品です。

BLMが言われていますが、ほんとうに米国の黒人差別は酷いあせる

ちょっと調べれば冤罪であることは明らかなのに、検察も陪審員も、司法さえも、黒人の命などどうでもいい、謀ってでもいいから事件の片をつけたい。。

 

妨害され脅迫を受けながら、.ブライアンは戦います。

まずはウォルター被告の信頼を得ることから。

 

このアラバマ州は、話はズレますが、ネイティブアメリカンの人々を一番激しく排斥し殺戮して追い払ったのもこの州。農耕民だった先住者の生活を、アメリカの法のもとに、奪ったのです。

当時 「インディアンは消滅されるべき劣等民族である」と演説した大統領もいたそうですよ(Wiki)

 

人間の愚かさということでしょうが、差別している側にしてみれば、自分たちの幸福を守る、頼りになる良き父親、仲間、軍隊、リーダー・・・なのでしょう。以前読んだ「地下鉄道」でも、黒人を守るなど狂気の沙汰、許せない裏切りだ、と信じて疑わない大多数の人々がいました。みんな善良な?市民でした。

 

人として生きる権利は平等であるべきなのは当然ですが、たとえば英語にはoctoroons(1/8黒人の血を引く)とかhexadecaroons(1/16黒人)という言葉もあるという現実に驚いてしまいます。そこまで意識して差別化するんだwwあせる

 

人の信条や感情はそれぞれ。理屈より好き嫌いのほうがパワフルなのは人の常。とても難しい問題だと思います。

 

個人的には、人はやっぱり好き嫌いで生きていくと思うwww

なので、みんなで取りあえず決めたベターなルール、つまり法律がある。法律を守ってみんな仲良く? 少なくとも平和にw 生きていきたいと思います。

法律ってそういうものだと思っています。悪法だと最悪ですあせる

 

現在のアメリカとか・・・法の目をかいくぐって、もしくは欺いてww凄い混乱になっていますね。どうなっていくのだろうーあせる

 

日本は、もともとが農耕民族だし概ね単一民族に近いので、つまり差異は少ない? まだいいほうなのではwww

 

 

 

 

 

なお、この映画の原作、ブライアンによって書かれた本がこちらです。ちょっと個人的に、必読書かなとw