ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)/ギリアン フリン

¥812
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文庫で上下巻2冊。あまりのおもしろさに一気読みでした。読了直後の今・・・へロヘロ疲れましたショック! スゴイ作品でした・・・・

映画も今上映されてけっこう話題作かも。

結婚5周年の記念日に妻が突然の失踪。部屋は荒らされ多量の血痕。誘拐か?殺害されてしまったのか??必死で手掛かりを求める夫。

事件当日の夫ニックの手記から始まって、妻エイミーの日記(ずっと遡ってニックと出会って恋におちた頃からの)と交互に物語が語られます。

美男美女、とくにエイミーは超リッチ一人娘、皆がうらやむステキなカップル・・・・

でもニューヨークでライターとして活躍していたニックが職を失い、夫の故郷の田舎町へと越してきた二人。(妻としては大分イヤな展開?)
新婚の頃はともかく、結婚5年も経ったら・・・都落ちでもあるし。実は夫婦間にはかなりの軋轢があった・・・ことが次第に描かれていく。

だんだんドロドロ化していくのを読みながらユーリが思った事。
アメブロを始めた時はまだ学生で、もしあの頃にこの小説を読んでいたらあまりおもしろくは感じなかったかも。今はユーリもだいぶわかる・・・かも?

女性側の「何もしてくれない、わかってくれない」男性は「これ以上どうしろというんだ、愛してるしやるべきことはちゃんとやっているしいい加減にしてくれ!」
・・・みたいな、男女間の永遠の平行線みたいな汗
んー、これすっごくおもしろい小説だわ、わかるー・・・などと読み進めていたのは上巻のみで。


なんだか話がわかりにくくてすみませんがあせる要するにそんなレベルの小説ではなかったwwwww ドクロ

上巻のラストの1行が、ニックがある小屋であるものを発見して叫ぶ。

「嘘だ嘘だ嘘だ」



ここから下巻に飛んでいよいよ事件の真相が語られていくわけですが。

これがもうほんとーーにあせる驚愕のガーンあり得ない汗ものすごさで叫び
前半の男女の気持の食い違いだのという次元ではなく、ほんとうにキモい恐ろしい真相でした・・・・あせるそれもラストのラストまでww
「イヤミス」・・・いやーな後味のミステリーをそう呼ぶらしいですがまさに最高レベルのイヤミスでした。 読み終わっても胸がドキドキ汗

先日やはりキモい系の「その女アレックス」というのを読んだのですが、
ユーリ的にはイヤミス度もおもしろさのスケール的にも「ゴ―ン・ガール」が上!という感じです。

おすすめはしませんけどwwwもうめっちゃキモいし気分わるいし暗くなるしww
でもこの作家さんの他の作品もぜひ読みたい気分に今もうなっていますwwwwwwww 叫び